研究留学を考える方へ
研究者として(あるいは会社からの派遣で)留学をする場合、たいていの場合、最初は J-1 ビザを取得することになる。J-1 ビザの申請方法はネット上でたくさん見つかるが、参考までにボクのビザ取得までの経過↓↓↓
あくまで 2013年のものなので、 最新の情報は、自身でご確認を! ネット上や体験談で「取得までに 半年 かかった」とか「大学が全然動いてくれなかった」などと見聞きするが、ボクは下記の通り、年末年始を挟んでも1ヶ月強しかかからなかった。自分の留学の可否に関わることなので、責任を持って書類を片付けよう(必要とあらば、事務への催促も!)。
【12/18/2012】研究室からの受け入れ許可。
【01/03/2013】J-1ビザ申請用の大学が用意した申請書、パスポートコピー、給与証明コピーを e-mail で送付。
【01/19/2013】DS2019 の情報(SEVIS Identification Number, Program Number)がメールにて届く。
SEVIS (I-901) をオンライン申請。180ドル、クレジットで支払い。
【01/21/2013】DS160 をオンライン申請(写真のデジタルデータが必要)。160ドル、クレジットで支払い。ビザの面接予約も行う。
【01/23/2013】(渡航日の目処が立ったので)航空券の手配。
【01/25/2013】DS2019, 傷害保険書類が FedEX で届く。
【02/08/2013】ビザ面接:専門分野、現在の勤め先・年数、給与の出所、留学後の進路。2分以内で終了。
【02/14/2013】ビザが届く。
【03/10/2013】出国
偏頭痛との付き合い
25歳を過ぎた頃あたりからか、しばしば偏頭痛に悩まされている。平均すると3週間に一度くらい。激痛が走るわけではないのだが、けっこう辛い。最近、ようやく痛みを最小限に抑える方法がわかってきたので、偏頭痛持ちの方と共有。
【症状】
-- 頭の回転が鈍り、ボーッとしてくる。
-- やがて、心臓が頭にあるのではないかと思うくらい、血流に合わせて頭がズキズキと痛む。
-- 光がやたらとまぶしく感じる。
-- 頭痛を我慢していると吐き気を催し、やがて嘔吐に至る(外出先だと最悪)。
【いつ起こるか?】
-- 極度の寝不足や、疲労が溜まっているとき。
-- 逆に、休日など普段よりもリラックスしているときにもなりやすい。
【傾向と対策】
-- 身体を休ませられる環境にある場合、とにかく遮光して寝る。
-- 休めない場合、とりあえずコーヒーを飲むと、十分後に十分間だけ回復する(あまり意味がない)。
-- 頭が少しズキズキしてきた時点で、早めに薬を飲むと、活動していても30分程で回復する。薬に依存しすぎるのもよくないだろうが、早めに見極めて薬を飲んでしまうのが一番楽。
-- というわけで、頭痛薬は常に持ち歩く。ボクが飲んでいるのは、アセトアミノフェン(250 mg)・アスピリン(250 mg)・カフェイン(65 mg)の三種混合薬。アメリカで買ったもので『一回二錠』と書いてあるが、一錠で充分効く(日本の薬より成分量が多いせいかな!?)。
-- 『ろれつが回らない』などの症状がある場合は、単なる偏頭痛ではない可能性が高い(脳内出血など)ので、迷わずすぐさま人の助けを呼ぶ。
心に止めている言葉
僕は困難に直面したとき「今、自分にできることは何か」と自問します。悔やみ、落ち込むしかないのでしょうか。多くの場合、そんなことはありません。きっと、前へ進める選択肢があるはずです。
松井 秀喜(野球人)
いいときは焦らない、悪いときはあきらめない。最後は自分が勝つようにできていると思って、臨めばいい。
谷川 浩司(棋士)
苦難の時代は忘れよ。だが、苦難がお前に教えたことは決して忘れるな。
コンラート・ゲスナー(博物学者)
確かにいつも苦労なく成長するとは限らない。成長は時として苦痛を伴うものだ。では、成長はその苦しみに値するだろうか?
選ぶのは自分だ。ただ漠然と人に頼って生きるか、苦しみながら成長し、自分の人生を力の限り生きていくか。どちらの生き方をとることもできるのだから。
George Shinn(実業家)
今の若い人たちの大半は、周りと同じだと安心できるという気持ちが凄く強い。冒険を嫌い、リスクがあることを極端に恐れ、突出したいという思いもなく、周囲と比べて下がることを凄く不安がります。その風潮を揶揄するのは簡単で、「近頃の…」とか「僕らの若い頃は…」などとついつい口に出したくなります。
でも、実は、僕らの世代もそうでした。いつの時代も、人はリスクのあることをやりたくない。けれども、ほんの一部だが人と同じことを避け、冒険する人がいる。その一握りの人たちが、最終的に優秀な大学の教授とか、企業の研究所長になっていると思います。ですから僕は、まず君たちの感覚は間違ってはいない、と言いたい。その上で、冒険はいとわないという挑戦心を持つ人たちが年月を経てトップになっているという事実を若いうちに知って欲しい。
藤田 誠(科学者)
自分とは反対の意見を読む時、人はストレスを感じ、それを避けるために無意識に感情の壁でその意見を遮断することがある。でも、それは不毛であると僕は思っている。僕が何かに接する時、一番気をつけていることのひとつだ。
中村 文則(作家)