Miscellany

ドクターの威厳
(10.12.27)
 誰に仕込まれたか知らないが、韓国人留学生の女の子がいつもボクにこう話しかけてくる↓↓↓

「ねぇねぇ、ヘンタイあつろ!」

あのねぇ。。。これでもボクは、審査を終え、もうすぐ博士という称号をもらう先輩なんだけど (-_-;)

 だから、ボクは厳然とした態度で彼女にこう言ってやった。

「おぃ、ボクはもうすぐドクターだぞ。これからはちゃんとドクター・ヘンタイと呼べ!」

さむっちです。
(10.12.19)
 今日、ワンゲルのなかまん君から怒りの電話がかかってきた。

「ちょっとアツローさん、マジで恥かいたじゃないっすか、何なんすか アレ。。。」

アレ、というのは、ボクが送った 電報 のことである。この度、ワンゲル仲間のホスコがめでたく結婚式を挙げるというので、参加する余裕が作れなかったアツローは電報を打つことにしたのだ。で、2週間くらい前のある日の夜中、30分くらい悩んで、打った電報がコレ↓

「整いました。新婚生活とかけまして、山登りと解きます。どちらもアメー日が続きます。お幸せに!」
by ワンゲルアツロー

いやぁ不出来だなぁ…、しかも って縁起悪くね!? などと自覚しつつも、まぁどうせボク当日いねぇし!と開き直って送ったら、、、

 当日、式の途中でボクの電報が読まれ、参加者は (・o・)???。そこで誰かが

「整ってねー!」

と言って、みな失笑。そんなわけで、ワンゲルからの唯一の参加者、なかまん君はボクの代わりに大恥をかいたそうな。いやぁ、マジでごめんね、ホスコ&なかまん君。

 祝福する気持ちは変わらないから、許してちょ。そして今後も、ワンゲルおやじメンバーの会合にはお付き合い下さい m(_ _)m

道真のお告げ
(10.11.26)
 博士論文を日本語で、“はくしろんぶん”とタイプしたら、

 白紙論文

と変換された↓↓↓


 これはオレの博士論文がまだ 白紙も同然 というお叱りか。
 それとも博士論文は 白紙でも可、という天の声か。

書評
(10.11.23)
 先のコラムで書いた大崎善生の『パイロットフィッシュ』を読みました。

 無駄にエロシーンが多くて、ちょっと気が逸れる気もするけど、物語全体としては面白い。根底にある“人間の記憶”というものに対する概念の描写がよかった。後輩がボクにこの本を紹介してくれる際に言っていた、

「例えば右と左に分かれ道があって、右に行くことが楽しいと確信して右に進んでいく人間と、正しい道かどうかもわからずに、だけど結果的には右に進んでしまっていく人間とどちらが優秀で、そしてどっちの人生が楽しいのかって」

という由希子のセリフについて。このセリフだけを聞いてイメージしていたことと、前後の文脈を踏まえた上でイメージすることは違ったのだけれど、ひとつ確実に言えるのは、ボクは前者であるということ。交差点では必ず考えてから右に進む。良く書けば、自分で決めた道を確信をもって突き進む。悪く書けば、頑固すぎるし、自分の判断が総崩れしそうでなかなか後戻りできなくなる。さて、みなさんはどちらの人間で、どんなことをお考えですか?

 大崎善生の本は、前に『将棋の子』というノンフィクションを読んだことがあるのだが、こういう小説を書いていることは知らなかった。また『パイロットフィッシュ』の続編に『アジアンタムブルー』という小説があって、松下奈緒主演で映画化もされている。この映画は、以前に別の後輩がオススメしてくれたことがあり、思わぬところでつながった。

 近いうちに…松下奈緒を見たいので、小説ではなく映画を見ようと思う。

アツロー、象を撫でる。
(10.11.13)
 以前、友人のカズがこんなことを言っていた。

 時間は創るもんだよ。

 まぁ、たしかにそうだ。どんなに忙しくても、ボクがここで

「忙しすぎてホームページを更新する暇もありませんでした。」

と書いたら、ウソつけ、オマエ今日は早めに帰宅して、テレビ「嵐にしやがれ」見ながらウィスキー飲んでチョコチップクッキー食ってたじゃないか、となるわけである。要は、気の持ちよう である。他人には気易く言えないけど、自分を戒める意味では便利な言葉だ。来月に博士論文の公聴会を控え、著しく更新頻度が下がっている本ページだが、“気の持ちよう”で、あと数回は更新したい。。。

 更新せぬ間も、少しは化学以外のことも考えている。来春までにどーしても行っておきたい場所(まだ秘密)のこととか、「ヤドカリのくせになぜアイツは タラバガニ なのか?」とか、天井を見つめて口動かしてるコハル(友人にベビーが生まれた!)は一体なにを感じているのか?とかとか。

 世の中の動きは、図書館にも行ってないので、専らネット新聞から情報を得る。毎朝、各種新聞のコラム読み比べをするのだが、最近は読売新聞の編集手帳の内容、文体がいい。群馬で起きたイジメのこと、一連の尖閣諸島関連ニュースに関しては書きたいこともあるけど、公にできるレベルでブレーキをかける自信がないので止める。千葉の小4がアリジゴクの生体に関する定説を覆す発見をした、というニュースは微笑ましくも感心させられた。新聞の文面を追うだけでも、その実験プロセスが堂に入っている。

 「アツローさん、ミスチルの曲です。」と言って後輩がボクにくれた「終わりなき旅」を聞く。その歌詞と、それをボクにくれた後輩の意図を考えながら、眠りにつくこととします。おっと、その前に別の後輩が教えてくれた「パイロットフィッシュ」(大崎善生)を読まなければ。。。

 やっぱり、忙しくて “時間がない” な。

Pepsi Nex
(10.11.1)
 梅田の居酒屋のメニューに TexMex とあって、テキサスで食べた料理を思い出した。テキサスはメキシコが近く、メキシコ移民も多いので、テキサスで発展したメキシコ風料理を TexMex という。スパイシーでおいしい。(右写真:大学近くの TexMexレストランにて)

 ボク一番のお気に入りは、Quacomole (クワァカモレ)と呼ばれるアボガド・トマト・ライム・ニンニクなどをすり潰したペースト状のソースで、これをトルティーヤ・チップスと呼ばれる、よく見かける三角形のスナックにつけて食べる。アメリカ人はみんなとだべりながら、これを2時間余り続ける。

 こういうメシをいっつも大量に食うから、アメリカには ブーデー が多いんだろうなぁと思う。ボクもアメリカに住むことになったら、こうなるのだろうか。いゃ最初はいいけど、一週間で飽きて、食うもんがなくなって痩せるだろうな。

 そーいえば、東京に一号店がオープンして話題の Hooters。アメリカでセルジオ(ザベス夫)とこっそり行こうとしたけど、ザベスに見つかって行けなかったので、今度関東に戻ったら行こうと思う。

 嫁ができる前に。

さんぽ
(10.10.17)
 大阪は中之島にある 適塾 に行ってきました。

 適塾は、江戸時代の蘭方の医者・学者であった 緒方洪庵 によって開かれた教育機関で、阪大(医学部)の前身にあたります。福沢諭吉、橋本左内、大村益次郎など歴史上名を残した人物が、ここ適塾で学んでいたそうです。

 写真の通り、周りには大きなビルがたくさん建っていて、適塾の中だけ静かな異空間。ただ、資料を見ていると、この薄暗い光の下勉強していた塾生の熱気が伝わってくるようで、静けさの中に“動”を感じました。ホントに猛勉強していたんだろうなぁ。。。
 資料に江戸時代の『大阪の町医者番付表』というのがあって、評判の良い医者から順に大関、関脇…と格付けされていました。昔からこーいうのが好きだったんだなぁ、と思って笑えました。来週から来年3月末まで改修工事のため見学できないとのことなので、ご注意下さい。

 帰りに、近くにある大阪市中央公会堂にも行きました。こちらは洋風の歴史的な建造物で、明治後期から大正にかけて建築されたそうです。

 このように中之島には江戸時代の適塾からはじまり、明治・大正・昭和、そして現代の建物が共存しており、時代の移り変わりを感じることができます。生憎の雨模様でしたが、よい気晴らしになりました。

世界の窓口
(10.9.26)
 この前、阪大のホームページを見たら、こんな記述があった。

『国立民族学博物館メンバーズに加入しました!』

来月より阪大の学生および教職員は、万博公園の横にあるこの博物館に 無料 で入館でき、かつミュージアムショップの割引利用ができる、と…。

この前、行ったばっかりやっちゅうねん!

まぁ、学生割引で250円しか払ってないけど、ミュージアムショップで タンザニア産ソープストーンのカバの置物 を自分用に買ったりもしたので、ちょっとだけ損した気分 (^_^;) そんな訳で、せめて10月前にその感想を。


 入り口で音声ガイドが借りられる(無料)。民族博物館は研究所としての役割も果たしているらしく、ガイド音声の主はその研究者達と予想される。素人っぽいオッサンが訥々(とつとつ) と説明をしてくれる。全部ていねいに聞いてると2時間以上はかかると思われるので、テキトーに聞き飛ばす。
 展示はエリア毎、テーマ(音楽・移住空間・装飾品など)毎に分かれている。展示資料が膨大なので、興味のあるところを重点的に見るべし。ただ単純に

「このお面の顔、オモロイ」

などと楽しむこともできるが、事前に例えば「アフリカの歴史的背景と文化の成り立ちを知りたい」「インドの神の種類と意味を知りたい」などと決めて行けば、さらに深く学べると思う。

 ミュージアムショップは小さくて安くはないが、世界のめずらしい装飾品に出会えるかも。無料 で入れるようになったら、もう一度行ってみたい。

半立ちピーナッツ
(10.9.7)
 しばしば後輩に、こう呼ばれる。

 ピーナッツヤロー
 ピーナッツ先輩
 ピーナッツ王子

 要するに、千葉県の立ち位置 は全国どこでも共通なのである。もっと元千葉県民としての誇りをもって、毅然とふるまうべきなのかもしれんが、近所の店で見つけて 即買い してしまった。

 だって、後輩達が笑いのネタにしてくれると思ったンだもん。。。因みに、みなさんご存知かもしれないが、peanut という単語には

ろくでなし

っちゅう意味もある。ぁ…そうか、後輩達からの呼び名は 千葉県 由来ではなく、ボク自身 に由来するものやもしれぬ (^_^;)
 もう一つ因みに、タイトルは、実在する千葉県八街産の 最高品種ピーナッツ である。変なことを想像してしまう “ピーナッツな輩” が多いので、最高品種らしい名前に変えた方がいい。

米に旨い米なし
(10.9.4)
 忘れないうちに、アメリカに行ったときの写真を…。

 まずは学会のあったNew Mexicoでの写真。会場となったホテルの周りは なーんも無かった ので、一週間ほぼ缶詰状態だった。

(左)今回参加した学会は、ヘモグロビンなどに含まれる ポルフィリン という化合物を使っている研究者の集まりだった。ボクはこのホテル会場のカーペットがポルフィリンに見えて仕方なかった。主催者はこのカーペットを見て会場を決めたに違いない、と思っているのだが、真相は定かでない。かなりマニアックな話だ。。。
(右)ホテルの近くをお散歩。写真がキレイに撮れた(!?)ので載せてみたが、実際は単なる林だった気がする。。。

 唯一、少し遠くまでお出かけできたのが、主催者側が設定してくれたエクスカージョン(遠足)の時間。友達のエリザベス(通称 ザベス)らと共に、Native Americanが昔住んでいた所(Bandelier National Monument)の見学に行った。これぞ、アメリカ中部!という、ボクのイメージ通りの景色を見ることができ、満足だった。


 学会終了後、次にNew Mexicoからお隣のTexasへ移動。ザベスの所属する研究室(テキサス大学オースティン校)を見学させてもらうためだ。ザベスが12時間かけて車で行こうと誘ってきたが、即拒否 (^_^;) ボクだけアルバカーキからオースティンまで飛行機で行くことにした。移動には South West を初めて利用した。所謂 格安航空会社 で、実際に乗った感想は “空飛ぶバス” である。つまり途中に停留所があり、その空港で乗客が乗り降りすると、また次の空港へ向けて発つ(寝過ごしたら大変だ)。ドリンクのサービスなし、席も狭い、だから 格安。搭乗の仕方も普通と異なり、

(1)航空券を購入後、早めにウェブでチェックインする。もちろん当日チェックインも可能だが、座席はチェックインした順に選ぶことになるので、最後の方だと選択肢がない。座れなくなるということはないが…。
(2)当日ゲートに着いたら、プリントアウトしたe-チケットに記載の番号(e.g. B48)に従って、ゲート横にある番号案内(右下写真)付近に並ぶ。自分のe-チケットをみんなが見られるように持っていると、勝手に前後の人が並んでくれる。
(3)A, B, C かつ番号の若い順に搭乗する。座席は決まっていない、機内に乗り込んだら、空いてる中で良さ気な席をパッと確保する。後から続々と乗り込んで来るので、粘って席を探しすぎたら逆効果になるかも。


 ダラス乗り換えの時、時間があると思って余裕ぶっこいてたら、実はNew MexicoとTexasの間に1時間の 時差 があることに気付いて少し焦った。が、無事にAustinに到着。空港にはザベスのフィアンセ、 セルジオ が迎えに来てくれた。
 それから3日間、ボクはセルジオ宅に居候した。結婚直前なのに、ボクが居候していたせいでザベスと一緒にいる時間が少なくなって、イライラしたことだろう。ゴメンね m(_ _)m まぁその代わりに、セルジオ持病の腰痛により、なぜかボクが 二人の愛の巣作りのため引っ越し作業 を汗だくになってやらされたので、おあいこということで (^_^;)

(左)Austin は、大きな都市でありながら、街中に川や森があってアウトドアを楽しむことができる、不思議な街。
(右)サンセットをバックに、Austin の高級住宅地とコロラド川。セルジオはこんな風景を眺めながら、ザベスにプロポーズをしたんだとさ。カッコ良すぎて、ちょっと嫉妬 (^。^;)

 他のアメリカの大学に違わず、UT Austin も巨大なキャンパスをもち、特にアメフトのスタジアムはプロ並みだ。日本じゃ絶対あり得ないな。あと日本では考えにくいものとして、キャンパスの至る所に “Police Help” と書かれたポールが立っており、緊急電話が置かれていること(下写真中央)。Austin は治安の良さそうな街なのになぁ…、と思って後でセルジオに聞いたら、世界各地からやって来る学生の保護者を安心させるための一つのアピールポイントらしい。日本の大学にこんなにたくさん 警察直通電話 が置かれていたら、逆に怪しまれると思うけどな。

(左)あちらこちらにリスがたくさんいた。
(右)キャンパスの近くにある州議会議事堂(State Capitol)。内部にはブッシュ元米大統領のテキサス州知事時代の写真も。

 化学系の建物は、見た目はキレイだけど、内部は… 世界共通な感じ だった。ザベスの机の周りは、だいぶマシな方だな。ザベスの後ろの席の可愛らしい女性の実験台、写真掲載不可。ボクが彼女のドラフト(実験台)内にあった、怪しげに還流中の実験器具を見てたら、

  「アツロー、それ爆発する危険あるから、ドラフト閉めといて。」

 いゃいゃ、そんな実験こんなとこでやったらアカンやろ。と注意してる間に死んだら嫌なので、すぐに立ち去った。Group Meeting にも参加させてもらって、色々と良い経験をさせてもらった。

 世話になったザベスとセルジオは、本日9月4日 にイタリアで式を挙げているはず。二人から結婚式の招待状が届いたが、さすがにこの時期にイタリアに行ってる余裕はないので、

「ボクは行けないけど、化身が行くよ」

面白いジャパニーズジョークを言って、この子をプレゼントした。喜んで棚の横に飾ってくれたので、よかった。

 日本語なので読めるはずもないけど、
  ザベス、セルジオ、結婚おめでとう!

never too late
(10.8.23)




 久しぶりに、野球!
 ロシムラくん(野球好きな小学以来の友)から「万博で野球やるんだけど、人数足りないから来て!」と頼まれました。なので、かる〜い気持ちでチャリこいで万博球場行ったら、ユニホーム 渡されまして。。。しかも、ロシムラくんが大学時代所属していた野球部の先輩のチーム、の何かの公式戦。

「いやいゃいゃ、オレは ゴールデンスターズを中退した男 だよ。帰る。
(ゴールデンスターズ:地元千葉の軟式少年野球チーム。監督とケンカして辞めた。)

 それでも人数が足りないとどーしてもマズイから…ということで、真剣モードの試合に出場することに。

 9番レフト アツロー

 試合中は、ひたすら球が飛んでこないことを祈り続けていました。前半でけっこう点を取られて負けモードになったので、申し訳ないけどボクは安心してました (^_^;) それでもたまに飛んでくる球は、後逸だけはしないよう全身で止めました。おかげでまだ筋肉痛です。情けない…。

 試合後、ロシムラくんと “いこい飯店” とスタバにて:お互い精神レベル・会話レベルはすぐ中学生以下に戻れるけど、体力だけはそうもいかんなぁ…と各自、痛めた肩や足をさすりながら反省会。今後メシを食いに行くときは、 グローブ持参、梅田や難波でキャッチボール ということで、二人の意見がまとまった。

研究室展望台
(10.7.27)
 研究室から見えた月曜日の月は、とても不思議な色でした↓↓↓

 因みに、ボクのいる研究室は12階にあるので、結構遠くまで見渡すことができます。梅田の景色とか、箕面の山々とか。25日の 天神祭の花火 も見えました。居室の電気を消して、後輩(♂)と二人で しばらく眺めていました。。。

後輩 「アツローさん、俺ら何やってるんすかね!? 今ごろ、花火見ながら若者は騒いでるんすよ。」

 …ホンマやな。結局9年間、一度も天神祭に行かぬまま、大阪にやって来た若人は 関西弁を使いこなす オッサンになってしまった。そして大阪最後かもしれない夏も、こうやって過ぎていくんだな。

ウィスキーがお好きです
(10.7.25)
 わがウィスキーコレクション→→→

 ほとんど親戚からの頂き物だが、それぞれに個性があって楽しい。色々試してみて、やっぱりジャパニーズとバーボン(Jack Danielなどテネシー産を含む)が飲みやすいなぁ、ということで最近は落ち着いている。ジャパニーズウィスキーの代表格、白州は鼻を抜けるような強めの香りがあっていい。

 オースティン(Austin)で友人のザベスとセルジオ(ザベスのフィアンセ)が、カントリーミュージックのバー(Broken Spoke)へ連れて行ってくれた。そこで飲んだJack Danielは格別にうまかった。映画の中にいるか、タイムスリップしたような気分だったなぁ。。。

 少しだけ店内の音楽をどうぞ→ Broken Spoke (音声)

 手元にある写真は封印させていただきます (^_^;) みんながダンスしているのを見ているだけで十分だったのだれけど、自然に、上手に踊れたらもっと楽しかったかもしれないなぁ。。。

Superfly
(10.7.14)
 帰国しました。

 伊丹 → 成田 → サンフランシスコ → アルバカーキ
  → ダラス → オースティン → ロサンゼルス → 成田 → 伊丹

 乗り換えを含めて、8回離着陸 しました。離着陸のときいつもは外を見ながら様子を見守るのですが、今回はもういいや…ってなって、途中から寝てました。

 関係ないことだけど、文句を一つ。かく言う自分もポケットマネーではないのだが、しかしボクの半分くらいしかない背丈のガキが ビジネスクラス に乗るのはどうかと思う (+_+;) 自分で稼いでるんだったらいいけど親の金なら、映画『ホームアローン』にあったようにガキはエコノミーに乗れ。というか、親がそう教育した方がいいと思う。
 あんなガキんちょ達がビジネスに乗るくらいだったら、帰りの飛行機でボクの席まで思いっきりはみ出してきていた隣の席の アメリカンレディー をビジネスに乗せてあげた方が、みんなハッピーになれたと思う。

なじみ
(10.6.22)
 阪急北千里駅は、日本で一番最初(1967年)に自動改札が設置された駅だそうです。たしかボクが小学校低学年のときは、その頃住んでいた東京もまだ駅員さんがいたから、かなり先を行っていたんだな。。。

 その駅近くにある、ボクの行きつけの中華料理屋が いこい飯店。いつできたのか正確には知らないけど、自動改札と同じくらい昔からあるみたいです。で、ボクは大学に入ってから8年余り、特に研究室に入って自炊をしなくなってからは 週1or2回 のペースで通い続けています。完全に店の方々には顔を覚えられ、いつも値引きしてくれます。この前は、

「マスターがシマアジ釣ってきたから、食べてください。」

と言って、お頭付きのお刺身を出してくれました。もちろんサービスで。なんか、こっちが恐縮してしまうくらいの気前の良さなんだな。

 普段は平日、研究室の合間に行くので、ほとんどいこい飯店で酒を飲んだことがありません。なので、ボクが卒業するときには、いこい飯店で盛大に飲み会をしようと、密かに決めています。

カントリーロード
(10.7.3)
 アメリカはNew Mexico、Albuquerqueにやってきました。ここで1週間、学会に参加します。会場、兼宿泊場所は市街にあるリゾートホテルです。なので部屋の外は… 荒野!因みに写真は19時半くらいに撮ったのに、かなり明るいです。ゴルフコースや温泉、プールとかもあります。温泉入りたいな…でも水着なんか持ってきてないっちゅうねん (-_-;) 日本式 じゃマズいだろうか?


新旧交代
(10.6.22)
 新しいカメラを買いました。CANON IXY 10Sです。上を見ればキリがないだろうけど、現行のコンパクトデジカメの中では、ボクの好みに最も近い機能を備えています。NIKONおよびRICOHに勤める友人のみなさま、ゴメンなさい m(_ _)m

 前のカメラ(PENTAX OPTIO S40)は、一度撮ってから次の写真を撮るまで5秒くらいかかり、タイミング良く撮るのが難しかったのだが、これならもう大丈夫。いやぁ、今のカメラはすごいね。前のは大学の学部2年の時に買ったから…7年前、 7年前!

 あぁ、大学時代がもうそんな昔のことなのね。。。

 ボクと同じだけ山に登り、過酷な条件下でもはたらいてくれたPENTAXくん、どうもありがとうよ。

滝見修行
(10.6.10)
 そーいえば、このページで 箕面の滝 を紹介したことがなかった気がする。箕面の滝は、北摂を代表する景勝地で、日本の滝百選にも選ばれる。ボクも好きで、もう何回行ったか覚えていない。たいていの場合は、 愛車(自転車)に乗って舗道を駆け上がり、帰りは別の車道を一気に下ることにしている。徒歩で行く場合、箕面駅から3キロほどの道のりであり、近すぎず遠すぎずといったところか。

 印象に残っていることはいくつかあるが、以前、姫路の祖母が滝を見に来てくれたことがあった。ボクは研究室で忙しく、一緒に滝を見に行けなかったのだが、その晩に(ボクは箕面市民であったけれども)麓の旅館に家族と泊まったので、良く覚えている。季節は秋で、紅葉がきれいだったなぁ。

 写真は、この前行った時に撮ったもので、新緑に包まれた滝もなかなか見事であった。あと何回、ここに自転車で行けるかわからないけど、心が廃れそうになったときには、気持ちを入れ替えに訪れたい。おっちゃんが見張っているので、滝行 はできないけどね (^_^;)


情けは人のためならず
(10.6.5)
 誤審によって「完全試合を逃した男」として大リーグの ガララーガ (タイガース)が各紙、テレビで取り上げられていた。話題がここまで大きくなったのも、ガララーガの態度が非常に適切だった、これに尽きると思う。その後のサプライズや賞賛は、すべてここから始まったのだ。
 もし彼が審判に罵声を浴びせていたとしても、それによってガララーガが非難されることはなかっただろう。しかし彼がそのような行動を取らなかったことによって、また泣き寝入りするわけでもなく、積極的に審判をかばった ことで、結果的に周りのみんなが救われた。ガララーガ自身も、完全試合を達成するよりも、その名を世界中に広めることができたといえる。現に、ガララーガの名を知る人でも、今シーズン完全試合を達成した2人の投手の名を知る人は少ないだろう。

 このエピソードから学ぶべきことは多い。今のボクがガララーガの立場に置かれたら、きっとグローブを叩きつけブチ切れるか、悲劇のヒーローを演じるかしていたことだろう。ただ、そこから後々物事をプラスの方向に考えるのは大変だ。審判にとっても、本人にとっても。一方、ガララーガの紳士的な態度は、審判や周りの多くの人間に次の高みへと向かわせる意欲と勇気を与えてくれたことだろう。なぜなら、誤審をしてしまった 審判だって、プロ であるはずだから。

 アツロー、自分自身へ問う。もう少し、周りの人間のことを信じ、寛容に受け入れる心の余裕をもってもいいんじゃないか。それは相手のためでもあり、自分のためでもある。ガララーガが見せてくれたように、お互いにとってプラスにはたらく選択を自然にできるような人間でありたい。


都会のオアシス
(10.5.26)
 東京駅近くのOAZO内、丸善で「世界のふくろう展」をやっていました。
 ふくろうは夜行性で目がギョロっとしているせいか、何となく不気味なイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、「不苦労」「福」 という音とかけて縁起物なのです!それにヨーロッパでは、「賢者」「英知」の象徴 とされているのですぞ!! 丸善のロゴがふくろうで、しかもこんなキャンペーンをやっているのは、たぶんここに由来するのでしょう。

 で、そこに並べられたふくろうも何気なく見ていたら、上目遣いでボクを見つめる、ペルーからやって来たふくろうがいました。さっそくアツローふくろうコレクションの仲間入りであります。


 …話は変わりますが、OAZOといえば、何かと話題の事業仕分けで、OAZO内の JAXAの展示室が廃止 されることになってしまったとか。宇宙服やロケットの模型、宇宙の写真などが展示されていて、けっこう面白い展示室なんだけどなぁ。。。廃止の理由は、

「一等地にあるため、維持費に1億円かかるから」

ということらしいです。フラリと立ち寄れるあの気軽さが最大のポイントだったんだけど。ざんねん


アメとムチ
(10.5.24)
 先日まで滞在していた留学生が、

「バニラアイスに ハバネロ を入れて食うとうまい。」

と言う。何度 ウソだろ! って言っても、本当だという。

 ならば確かめてみるしかない…と思って、この辺のスーパーを探してみたが、ハバネロ なんて売ってねー。そこで、今年のプランター栽培は ハバネロ に決定!無事に実ができたら、バニラアイス買って試すつもりです。

   楽しみ (^。^)

 因みに、これを見てハバネロアイスを試そうと思った好奇心旺盛な方へ。ハバネロは決して 素手で触ってはいけない そうです。手袋をしてバニラアイスと混ぜ、パイナップル、シナモン、バターを加えるとさらにおいしくなるとか…。ただし、例えあなたがそれを食してどうなろうとも、責任は負いかねます。


真のランニング好きに
(10.5.10)
 高橋尚子がテレビで 昭和の森 を最高のランニングコースとして紹介していた。昭和の森は、ボクの実家近くの公園だ。実家に帰った時には、よくボクも散歩に行く。なので「昭和の森」というテロップが出る前に、そこがどこだかすぐわかった (^o^) 高橋尚子が近くに住んでいる(いた!?)ことは、地元では有名だったし。
 昭和の森の展望台から眺める九十九里は、なかなかオススメだ。世界の中でもかなり早い 日の出 も見られる。ランニング好きな人は、よかったらどうぞ!

 ただし、皇居ランニング のように若い女性はあまり見かけません。また 夜は真っ暗 になるので、地元民も近付きません。あちらこちらに ちかん注意 の看板が立っています。ぁ、あと東京から最寄り駅までは最短で1時間、駅から昭和の森 入口 まで徒歩30分はかかります。

 …宣伝するつもりだったのに、全然宣伝にならなかったな(苦笑)


くじら屋
(10.5.9)
 留学生や海外経験のある人と話すと、しばしばニュースでも取り上げられるクジラ・イルカの話になる。
 はじめに言っておくと、ボクは捕鯨派 である。捕鯨派、というか個人的にはクジラにもイルカにも思い入れはなく、正直食べたいとも思わない。ただ、反捕鯨派の大部分の人達の主張はナンセンスで到底受け入れ難い、という立場を取る。大部分の主張というのは、

「クジラを食べるなんて信じられない。なぜなら彼らは高等動物であり、かわいそうだから。ブタや牛とは次元が違う。」

というものだ。知的レベルの高い人がこーいうことを平然と主張するから、ビックリである。クジラさんやイルカさんがかわいそうだと思うのは個々人の勝手だが、それを残酷極まりない!とかフライドチキン食いながら喚き、国レベルで批難するなんて、ちゃんちゃらおかしい。そこでボクが

「いゃいゃ、ブタや牛と次元は違いません。どうやってその次元の線引きをするんですか?クジラはかわいそうでも家畜はOK というのは単なる感情論で、何の論理性もありません。」

とボクが言うと、

「そういう主張をされるなら、あなたは人間が人間を…というのも同じ次元 で、かわいそうだとは思わないんですね?」

とムキになって、なかなか恐ろしいことを言う。いや…むしろ線引きはそこにあるでしょ (-_-;) キミ達そんなこと言うなら、クジラはかわいそうでも “シー・シェパードさん” が明らかな違法行為によって人間に危害を加えているのは、かわいそうだとは思わないんですか?…ここまで来ると、だんまりする。

 ただし、色々と主張を聞いていると、こんな問題もあるようだ→『調査捕鯨という名目で捕獲したクジラを食用として流通させている。調査のわりに捕獲量が多すぎる。』自分で調べたわけじゃないんだが、彼らの主張が本当だとするなら、日本の捕鯨の仕方にも改善の余地はありそうだ。堂々と

「食用目的で、生体系の個体数を考慮した上で捕獲します。」

と主張すればいい。確実にシー・シェパード再登場ですがね…鎮圧すればいい。

 現在のところ、ボクの意見はこんな感じですが、どうでしょう?何か論理的、科学的な異論がある方は、意見を教えて下さい。再考します。

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