仕事(研究)が終わって家に帰るとき、大部分の人が
「お疲れ様です。」
と挨拶する。昼間廊下ですれ違ったときにも言う人だっている。
ひねくれ者アツローは、この挨拶があまり好きじゃない。「お疲れ様です」と言われるとつい、
「いゃ、別にそんなに疲れてないし…」 (←たまに本当に疲れているが。)
と思ってしまう。あくまで決まり文句の一つであるのは承知しているのだが、どうも他の挨拶(おはよう、こんにちは、ではまた、など)には感じない違和感を覚えてしまう。これは何に起因するのだろう?
一つは、この言葉の
距離感。
家族・親しい人に「お疲れ様です」と挨拶することは、まずないだろう。つまり、この言葉はあくまで仕事上の挨拶である。だから、ボクは仕事(研究)上で接する人であっても、信頼関係を築いている人にこの
「形式的な挨拶」を投げかけたくはないのである。あえて距離感を見せたい時には、有用かもしれない(苦笑)
もう一つは、この言葉の
意味。
家族・親しい人に「おつかれさま」と言うことがあるとすれば、それは何かをやり遂げてきた相手に対し、
感謝・感銘を表して贈る言葉。同じ音の言葉を無味乾燥な挨拶として頻用するのは、ボクはやはり少し抵抗を感じるのだ。
ここではあえて
「お疲れ様」と
「おつかれさま」を区別した。ひらがなで書いた方が、言葉になんとなく温かみを感じると思いません!?
今ここバンクーバー、カナダは13日(日)、
母の日。
例年通り、何のプレゼントも渡さなかった罰当たりな息子だが、(ボクの事を含め)色々な人の心に気を配ってくれる母親には感謝している。
いつも、おつかれさま。
まだまだこれからも、強くあってくれないと困るぜよ!
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Last modified 12.8.18