>3/18 (Fri) バラナシへ
 因縁のブータン寺で快適な一夜を過ごし、午前中は見ていなかった寺などを見学し、静かな時間を過ごした。でも暑すぎ!そぅ、北インドは3月下旬から夏となるのだ。

 午後、リキシャーでガヤ駅に行き、14:10発の電車に乗る。SLクラス(Sleeperクラス、下から2番目)に乗ったが、それなりに快適な車内だった。時間も短かったし。


 17:30頃、ムガルサラーイ駅に到着。バスに乗って、バラナシへ。バラナシ(Varanasi)は、ガンジス川のほとりに位置し、ヒンドゥー教の聖地として有名な街だ。ブッダガヤの静寂とは打って変わって、バラナシは喧噪の中にあった。勧誘も結構ウザかった。

 1時間ほど歩いて、ガンジス川近くの

 久美子ハウス

へ。日本人バックパッカーの間では有名な、バラナシの日本人経営の宿だ。その名の通り、久美子さんという丸々と太ったおばちゃんが経営している。

(左)真ん中が久美子の家 (右)ドミトリー内

 ドミトリーで雑魚寝で、へたれアツローにはなかなか厳しい感じだった(苦笑)この日は、たくさん歩いて汗だくになったけど、シャワーを浴びる気にもならず、そのまま寝袋で就寝。まぁ安いし、小日本ができあがっていて、面白い空間ではあった。



>3/19 (Sat) 沐浴と洗濯
 朝早く起床し、ガンジス川(ガンガー)を見に行く。久美子ハウスで紹介してもらったボートに乗って、祈りを捧げる人達を見に行く。


 …う〜ん、感動がない!

 一つはやっぱり自分に彼らのような宗教感が無いせいだろう。火葬場を見せられてもねぇ…、日本で見たら目を伏せてしまうのに、それがインドに行ったからって変わるわけじゃない。。。でもそれだけではなくて、祈りを捧げる人の横で、普通に洗剤を使って川で洗濯する人がいて、生活臭がプンプンする。我々のような見物人もウヨウヨしている。別に彼らだって、ボクに感動を与えようなんて思ってる訳じゃないけど、ボクは聖地としての神秘さを少しでも感じられればと思っていた。ただ、心動かされるものは正直何もなかった。

 さて、午後はカズと別行動で、ボクは列車(Varanasi → Santa)の予約に奮闘。次の目的地、カジュラホーに行くためだ。予定していた便が取れなくて、一本早い便に勝手に変更してしまったんだが、何とかカズにも途中で伝えることができた。その他、近くの裁縫屋で電話を借りて、帰国便のリコンファームをした。裁縫屋にいた兄弟の弟に10円玉をあげたら、お兄ちゃんと取り合いのケンカになって、お兄ちゃんにも10玉をあげる羽目になった。余計なことはするもんじゃないな、と思った。

 夜、カズと駅に向かった。時間ギリギリになってしまい、焦って行ったのに、電車は35分も遅れて発車(19:50)し、まったく急いだ意味がなかった (>_<)