> 三度目のアメリカ 〜Looooong Day〜(07.9.29)
 三度目のアメリカだ。以前の二回は、いずれもオヤジが単身赴任していたバージニア(と、そこからフロリダ)への家族旅行だった。だから今回は少し違う。アメリカ大使館にビザ申請の面接に行ったり、当然荷物のパッキングも自分一人でした。その間に「西海岸、シアトルって、どんな雰囲気だろう?」「ホストファミリーって、どんな人かなぁ?」なんて想像したりもした。

 関西空港も初めてだった。そこで研修メンバーと顔を合わせ、僕らの一ヶ月がスタートした。メンバーは全員、阪大工学研究科の院生だったが、ほとんどの人と面識がなかった。しかも僕は事前の顔合わせにも学会のため参加できなかったので、僕にとってはぎこちない始まりだった。
 税関に並ぶの列の後ろで、「やべぇ、オレお好み焼きソース持ってきたんだけど、肉エキス入ってるわ。大丈夫かなぁ?没収されたらシリアス・プロブレム(゜_゜;)」みたいなことを言ってるヤツがいて、よくわからんけど面白かった。今思えば、彼がSatoである。この研修で特に仲良くなった一人だ。

 機内に乗り込むと、隣の席がそのSatoだった。そして、彼はさっそく近くの席にいたパツキン美女に話しかけていた。

「なぬ、コイツ、なかなかやるのぅ(-.-)」

というわけで、負けじとボクも会話に参戦し、福山の中学で英語を教えていたというクリスタルさんと仲良くなり、メアド交換をした。1

 飛行機は10時間ほどかけてサンフランシスコに到着。乗り継ぎをしてさらに2時間、一路シアトルへと向かった。サンフランシスコでの乗り継ぎ待ちの間、空港内のメキシコ料理屋で "wrap" を食べた。


 デカイ
  &
 マズイ


 もったいなかったけど、半分しか食えなかった。いや、よく頑張って半分食った。
アメリカで食べ物を買うときは、十分に注意しようと心に決めた。
 シアトルに着いて、バスでワシントン大学(UW)に向かった。この日はUW内のドミトリーに宿泊。Opening Ceremonyも開いてもらって、これから一ヶ月間お世話になる先生方やUWの学生と一緒に夕飯、ぅゎ、また "wrap" だ〜、と思ったけど、これはまぁまぁおいしかった。

 それにしても、日本を発ってから何時間経っただろう?長い、なが〜い、8月15日(終戦記念日か…)だった。

1 シアトルに着いてから、クリスタルさんにメールを送ったが、返ってこなかった。というわけで、キレイなお姉さんとのやり取りは、あえなく途絶えた。