Miscellany

イロトリドリノアジサイ
(08.6.29)
 日曜と月曜は雨らしい。憂鬱。

 天気の良かった金曜には、とても綺麗に咲いていたアジサイも雨に打たれてきっと…、あの句が思い出される。
(写真@吹田キャンパスの再履バス停留所前)

 篠つく雨 紫陽花ぬれて もの悲し

 でも、どうだろう?雨に打たれたアジサイを眺めるのも、なかなか乙なもんではなかろうか。

 “良い天気”を晴れの日と決めつけているのは、どこのどいつだ〜い?アジサイを紫陽花と書いて、紫色と決めつけちゃったのは、どこのどいつだ〜い?
 それと、上の俳句を有名な作品だと思い込み、「やばい、こんな句知らないよ〜」って、ちょっぴり無知な自分を反省してしまった、読者諸君。安心したまへ。でも、固定観念に縛られた思考回路は反省したまへ。これは著名な俳人の作品でもなければ、ましてや“現代百人一首”で入選した作品でもない。中学の国語の授業で作ったアツローの俳句である(爆)

馳せる。
(08.6.19)
 地図帳にこっそり引いたマーカーペン 同じ名の地に君を重ねて

とは、ボクが高校生の時に知ったお気に入りの一句だ。Googleしてみると、“現代学生百人一首”という催しで入選した作品らしい。当時高校生だった群馬県の女性の作品だ。ボクも中学生の頃同じことやってたな〜(笑)

 好きな人と同じ名を見つけた時のようなドキドキ感とは違うが、今ある有名人と同じ名であることから世界でも話題になっている場所がある。

 その名も小浜(おばま)

 言うまでもなく、米大統領選で民主党代表に選ばれた“オバマ氏”と同じ名である。以前は福井県南西部の小さな目立たぬ市だったが、オバマ氏が立候補したことで、一躍脚光を浴びるようになった。

 その小浜市に、先日ゼミ旅行で天橋立に行く途中に立ち寄りました!さぞや、盛り上がっているだろうと思いきや…駅前だれもいね〜(^○^;)

 でも、ちゃんとゲットしましたよ。

 オバマまんじゅう

 フツーの酒粕まんじゅうだった。
 まんじゅう食った後は、はっきり言って見て回るような所はなさそうだったので、再び車に乗って天橋立へ向けて出発。…すると、小浜市役所の前に差しかかったとき、

 黄色いフラガール達を発見!

 慌てて車を近くに停めて近づいてみると、おばまガールズではありませんか!(笑)まぁガールズといっても、年齢的にはボクと同じかそれより上といったところで、しかも数名明らかな“おばばガールズ”もいたが。
 ともかく、カメラマンや見物人がけっこういて、司会のおじさんが「今からホノルルに行くおばまガールズを暖かく見送りましょー!」とか言ってるので、「んなアホな…」と思ってたら、間もなくおばまガールズはスーツケースを大量に積んだバス(写真後方)に乗り込み、どっかに消えていきました…。
 (後日新聞でチェックしたら、マジでホノルル行ったみたい。。。)

必須不要品
(08.6.13)
 迷ったけど、今後たぶん使うことはないけど、結局捨てられずに、新居に持って来てしまった要らない物Best 3の発表。

 第三位:ライトハウス英和辞典

 高校の英語の先生は、使い込んで膨れ上がった紙媒体の辞書を頑なに使っていたが、ボクは文明の利器には勝てず。パソコンが近くにある時は“英辞郎”、外出先でも“電子辞書”を使っているので、もはやコイツの出番はないだろう。

 それでも、ペンでなぞり勉強した形跡のある(本当に勉強していたかは疑問…)ライトハウスをみすみすとゴミ箱にポイするわけにはいかなかった。


 第二位:OS 8のPower Book & 周辺機器

 これでもボクが大学一年生まで実際に使用していたものだが、もはや時代を感じさせる。

 しかしデザインは決してダサくないし、電源を入れるとまだ動いたので捨てられなかった(^_^;)



 第一位:阪大病院の医師が書いたメモ

 インドから帰国後、腹の具合が治らず阪大病院に行った時に渡された診断結果。

 「さっすが、インドは色々いますねー」

と半笑いされた。検便なのに、渡された容器じゃムリで検尿容器に替えてもらったとき対応してくれた看護婦さんはキレイな人だった。Oh, my goodness...

健康バロメーター
(08.6.11)
 最近、メシを食うと胸焼けする。

 というわけで、ある日の昼飯(右写真)。

 鯖の塩焼き、煮物、ご飯を少々、そして(なます)

 オッサンかい(+_+)

 食欲がないわけじゃないので、腹減ってヘビーなチョイスをした場合は確実に胸焼けする。

 そんな時は、食後にガスターD!(10じゃないよ)

 おじいちゃんかい(^_^;)

 …因みに、Prof. Fuku(御年58歳)の好物はで、OB会は毎年必ず焼き肉屋だし、バーベキューをやると、肉だよ、肉。ニク、ニク。もっと肉持ってきてよ。」と騒ぎ出す。

 メタボにはなりたくないが、ある意味で見習いたい健康体だ。

地域に生き、世界に伸びる
(08.6.11)
 「オマエ…、何も準備してないじゃん(o_o;)」

 5月25日(日)の引っ越しは、手伝いに来てくれた友人のため息から始まった。
 レンタカーの手続き、電気・ガス会社などへの連絡くらいはしていたものの、結局ほとんど箱詰め作業の進まないまま、ボクは当日の朝を迎えてしまったのだ。
 そこからはもう、完全に友人に指揮を執ってもらって、ボクはそれに従って只々動くばかりであった。

 まとまらない荷物を車へ押し込み、箕面のアパートから新居へと一度目の運び込みを始めてすぐ、ボクと友人は絶望的な気分に陥った。

 コレ、終わらん…(゜_゜;)

 新居は5階(エレベーターなし!)なので、重い荷物を持って一往復するだけでヘトヘトになるのだ。これを一回目だけで約10往復。しかも、まだ洗濯機・冷蔵庫・机・ベッドなどの大物がすべて残っている…。

 仕方なく、ボクは研究室の後輩に電話した。

 「ぁ、もしもし花ちゃん?…今すぐ来て!

 まもなく彼は同居人(男、同じく研究室の後輩)を引き連れて、手伝いに来てくれた。さっそくボクは彼らに洗濯機や机を持たし、5階まで運ばせた(笑)その甲斐あって、一回目に比べると格段に速く運び込みが完了し、あとは小物と箕面のアパートの掃除を残すのみとなった。

 昼休憩後、残り物を車に詰み、部屋を掃除すると、見事にすっからかんになった。こんなに広かったんだ…。
 想えば6年前の4月、ボクは手伝いに来てくれた母親と伯父さんと共に、この部屋に引っ越してきた。雨が降っていて、家電を揃えるのに結構なお金がかかって、ガスも使えず、何だかとても憂鬱な気分になったのを覚えている。あの時、伯父さんが手伝いに来られなかったら、どうなっていたんだろう…と思う。
 片付け終わった空の部屋に大家さんが来て、また少し寂しい気分になった。最近は帰宅が遅くてほとんど会っていなかったけど、これからはもっと会う機会が減ってしまうだろう。
 「またいつでもお茶飲みにいらっしゃい。」

って言ってくれたけど、そんなにすぐホントにお茶飲みに行くわけにはいかないしね(笑)

 さらば箕面市。

 まだ近くにいるし、日常生活の中で当たり前のように出入りすることに変わりはないけど、ひとまずこれでお別れだ。

 世話になったマイルーム、大家さん、その他もろもろ、みんなにどうもありがとう!

ヤドカリ
(08.5.24)
 引っ越せ、引っ越せ♪さっさと引っ越せ、シバクぞ(- -#)

と近隣の住民に怒鳴られて、はいないけれど、今週末に引っ越します。前回のコラムの最後に“リスタート”と書いたのは、それ故です。

 なぜ引っ越すのかといいますと、一つは友人のコネで今よりも駅に近い部屋に安い家賃で入れたから(フツーじゃなかなか入れないらしいよ)。もう一つは、マンネリ化してきた環境を変えたかったからです。今の部屋は十分快適で大家さんもチョーいい人だし、特に不満はないんだけど、丸六年以上も住み続けたのでそろそろ変化があってもいいかなぁと。

 しかーし、現在午前2時20分、なかなか引っ越し作業が進みません(゜_゜;)
 整理しながら段ボールに詰めているんだけど、懐かしいものが出てきて見入ってしまったり、それらを捨てようか捨てまいか迷ってムダに時間を使ったり、こんなホームページを更新したり。。。ヤバすぎる。

 明日、明後日と天気はらしい。なんてタイミングが悪いんだ(+_+)
 なんで今日はこんなアホみたいに晴れとんねん。(天気にキレても仕方なし。)

 無事に吹田市民になれるんかな〜?

片付けられないオトコ
(08.5.19)
 研究室でボクの後ろに座っている後輩の机は、とても汚い。というより、意味不明(@_@)

 ちょっと前に話題になった“遷都くん”がいるかと思えば、格言の記されたメモや書類が乱雑に張られている。 それと並列で“FANTA GRAPE”と書かれたメモ。でもって、MacBookの上には元気発進!エスカップ(゜_゜;)
 まったくもって理解不能だ。どこが完璧主義だ…

 尤も、かくいうボクも、研究室ではまぁまぁキレイにしているが、家はけっこうグチャグチャで…

 この前、母親がボクの部屋に来た。晩飯を作ってくれるというので、夕方一時帰宅したら、部屋中アルコールのニオイが充満している。何事かと尋ねると、

「部屋キタナイから、ファブリーズと消毒用アルコール撒いといた。」

(゜ε゜;)おぃおぃ、ファブリーズはともかく、アルコールのニオイするところなんて、病院か試薬庫くらいしかないぜ…。(因みに消毒用アルコールは、わざわざ薬局に買いに行ったらしい。)
 しかし続けて母親に、

「アツロー、昔はもっとマメに掃除してなかったっけ?」

と言われ、ギクリ(O_O;) いゃ〜、それは正直自分でも感じてるんだよね。忙しいのを言い訳に、「あー、めんどい。まいっか…」と家事を投げ出すことが多くなっていることに…。
 今まで他人から99%の確率で血液型をA型(几帳面だから)と言い当てられてきたメンツを保つためにも、もう少しちゃんとした生活をしよう。リスタートだ。

オトコの恥じらい
(08.4.29)
 けっこう“たまごボーロ”が好きだ。おいしいと思いません?

 でも、たまごボーロって赤ちゃんのおやつでしょ!?だから、買うのなかなか恥ずかしいんだよね〜。
(因みに写真のたまごボーロは、たまたま祖母ちゃん家でゲットしました!)


 買うのが恥ずかしいといえば、ボクはケーキ屋にも1人で入る勇気がない。。。こう言うと、同意してくれる人と、「はっ?意味わからん。アンタのことなんか誰も見てないって。」と全く理解を示してくれない人とに二分される。たしかにボクのこと見てる人なんていないんだけど、かわいい女の店員さんに

「ぇ〜と、ふんわりイチゴムースのショートケーキください。」

なんて言うのは、やっぱりどう考えても恥ずかしい。ボクにはできません。

 しかし、近頃ケーキ屋じゃなくても読むのが憚られるヘンテコなメニュー名が多すぎる↓

 田中さんが育てたカボチャの冷製スープ 〜生クリームを添えて〜

 “田中さん”なんて知りませんけど(-_-;)サブタイトルまで読んだ方がいいですかー?

 コラーゲンたっぷりのあつあつモツ鍋

 『モツ鍋』でええやん!モツ鍋あつあつじゃなかったら困るし。コラーゲンとか横文字でごまかしてヘルシー志向アピールするのもホントは止めてほしいけど、これは仕方のないことだろうか。コラーゲンは、ウシさんとかブタさんの皮革に含まれる蛋白質だよ☆といくら可愛く言っても、女性客は逃げてしまうだろうから。

英製日本語
(08.4.20)
※本コラムのリンクをクリックすると、音声が流れます。このページを誰がどこで見てるのか知らないが、みんなのいる前でいきなり音声が流れて、恥ずかしいことにならないようにご注意願います。ところで、PCユーザーもQuickTime Playerって使えるよね…!?

----------
 『人志松本の許せない話』というテレビ番組で、ダウンタウンの松っちゃんがこんなことを言っていた。

 「許せないヤツ。外国人と一緒にいるとき、日本語の発音がおかしくなる日本人
テンって何やね〜ん!(怒)オマエらがちゃんと発音せーへんから、外国人はいつまで経っても正確な発音を覚えられへんねん(-_-;)ちゃんとテンプラって発音せーや〜〜〜!!」

 ハッハッハ。最近、外国人と一緒にメシを食う機会が多く、かなり自分の身に覚えのある話だったので、めちゃめちゃウケてしまった(^_^)だってそうやって発音しないと通じないんだもーん、とか言い訳したいけど、たしかに松っちゃんの言う通りのような気もする。って何やねん、キャリーキって、カ・ラ・オ・ケやろがー。

 というわけで、今いるドイツ人留学生に早速“正しい”テンプラの発音を教えてみた。コクコクと大きく頷き、

 「知ってるよ。ガイドブックに『日本語はフラットに発音する』って書いてあった。」

 あぁ、これはやはり正確な発音を教えにゃいかんな(^.^)/彼らもその準備ができているはずだ。

自転車ブーム!?
(08.4.16)
 新学期になると毎度のことだが、今年は駐輪置き場の混み方が半端じゃねぇ。
 しかも、一回目の授業が一通り終わる頃にガラリと空き始めるはずなんだが、今日もまだあふれかえっていた。ど、どうなってるんだ?

 学部生諸君、早く授業をサボタージュしたまへ。春眠は暁を覚えるものではないはずだ(^_^;)

原動機付自転車
(08.4.13)
 この春、就職して大阪を離れた友人に原チャをもらった。

 免許を取得してもう五年以上になるが、それをもらうまで実は原チャに乗ったことがなかったので、いま僕の中では原チャに乗るのが密かな楽しみだ。

 でも、いくつか問題点がある。
  (1) ガソリンの入れ方がわからん。そろそろ補充したいんだが…。
  (2) 原チャをもらう直前に友人がこけたせいで、後ろのブレーキランプが壊れ気味。
  (3) ヘルメットをとると、いつも非常に間抜けな髪型になっている。ペッシャーン、みたいな。
   (でも女の人がヘルメットかぶって原チャに乗ってる姿は、逆にちょっとセクシーだと思う。)

 というわけで、週末少し遠出するときは利用するが、普段はこれまで通りGIANTのパープルちゃんを乗り回すということで。ぶっちゃけ、頑張れば原チャとスピード変わらんしね。。。あ〜、車がほしくなってきた。目指せ、三年以内に金を貯めてマイカー購入!

空気は吸って吐けばいい。
(08.4.6)
 書こう、書こうと思っているうちに時間が経ってしまって、もはや流行語でも何でもなくなってしまったが、KYという言葉が今でもしばしば使われる。少なくとも「空気が読めない」ヤツを悪とし、批難あるいは排除する風潮は、今日の社会にみられる一つの象徴的な流行であるといえる。

 一つ、言わせてもらおう。ここでは「たしかに社会では空気を読まなきゃいけない場合もある」などという当然の前置きは、省略する。

ぇ、空気が読めるって、そんなに威張れることなんすか?…

 KYであることを積極的に肯定しているのではない。ボクは単に「KYだと他人を侮り、自身がKYになることを恐れている人間の小ささ」こそ嘲笑の対象じゃあーりませんか、と言いたいだけである。たとえば空気を読んでいるつもりで、何事もわりとうまく取り繕い「どう?わたし空気読める人間でしょ?」と(口には出さずとも)得意気な人間。こういう人々が“KYじゃないアピール”をしているのを悟られてるのに、それに気付いていないことは、僕からすればかなり“KY”である。

 08年1月14日付けの朝日新聞、今年の成人の日に合わせてこんな社説が載っていた↓

 …それだけに、若者に広がる「KY」(空気を読めない)という言葉は気がかりだ。自分たちと違うと感じた相手を排除する。仲間はずれが怖いから、みんなと同じであろうと必死になる。流行語が招くこの風潮にがんじがらめになってしまうと、まわりに流され、やがて自分の意見さえ持てなくなる。
 このさき、どう生きるか。どんな社会を望み、どういった政治を求めるのか。課題に向き合うたび、自分なりに考える。少なくともその努力をすることは、まぎれもなく大人の責任だ。…

 結局、空気を読むことに奔走するヤツは、たいてい自分の考えをまともに持ってない。ボクはそういう人間にはなりたくないし、はっきり言って彼らには一切の魅力を感じない。それよりはずっと、空気を読むとか読まないとかお構いなしに、突拍子もなくポツリと意見を言うヤツの方が面白くて好きだ。でも、前者は後者のようなタイプを著しく嫌い、必ずや陰口をたたく。

 自称“空気が読める人々”に対して願うのは、自分を持てなんて難しいことではなくて、せめて自分の考えをもった(一見したところKYな)ヤツらをつぶそうとするのを止めてほしいということ。もし、KYな意見が本質を突いた意見、あるいは新しい芽となるような意見だったらどうするんですか?ぁ〜、もったいない、MOTTAINAI。
 新入生、新社会人へ。深呼吸しよう!古株の顔色を窺い、同期のKYなヤツ探しに労力を注ぐくらいだったら、今の新鮮な気持ちを忘れぬうちに、素直な感情を表現した方がいいと思うぜ。空気は重要だけど、普段は意識もせずに呼吸してりゃいい。むしろ流れにとらわれすぎず、大局を読むことこそが、勝負に勝つために大切なことだ、とボクは思う。

さくら、満開なのに破局
(08.4.5)
 今年は東京と大阪で、それぞれ桜を楽しむことができた。いま、大阪の桜は満開だ!



 それにしても、桜の花の存在感はすごい。勝海舟のような単独の派手さはないけれど、華やかでかつ穏やか。(左写真@浅草)「ぇ、こんなところに桜の木があったんだ〜」と、この時期になって初めて気付くことも少なくない。右は、阪大内のとある実験棟の外観写真。今まで完全に素通りしていたので、全然気付かなかったよ〜!

こんなにゴミだらけだったなんて(-_-;)

 桜の花の綺麗さに立ち止まってみたら、ギャップが激しくてゴミの方に目がいってしまったよ。。。
 どこの研究室だか知らないが、なんだか怪しげな化合物名の書いたポリバケツとかが散乱していて汚すぎる。桜が散って目立たなくなるまで待て ではなくて、桜が散る前に、即刻片付けよ。

啓蟄も過ぎまして。
(08.3.13)
「ねぇアツロー、これ読んでみ。」
といって、菓子パンの袋を渡された。

「はぁ?…ミルクホットケーキハチミツ&マーガリン

「違うね。もう一回、ちゃんと見てみろよ。」

ミルクホットケーキはみちっ…ぇ”(゜_゜;)」

こりゃ大変だ。たしかにとっておき宣言するだけの価値はある。

おいコラッ、リラックマ。春だからって、グゥグゥ居眠りしてる場合じゃないぞ!

写真日記
(08.2.9)

 先週の土曜、大阪ではびっくりするくらい雪が降った。

 報告会が15時過ぎに終わって一息ついていると、アメリカからの留学生Lizさんが

 「そうだ、京都に行こう!」

というので…








 こんな気分になって、電車に飛び乗った。(→→→)
 あまり時間がなかったので、河原町から八坂神社を通ってまっすぐ清水寺へ。
 この辺はもう何度も来ているが、雪で覆われた京都を見るのは初めてだったので、すごく新鮮だった。Lizさんも美しいが、雪化粧の京都も美しい。ただ、靴がびしょ濡れになって、めちゃめちゃ寒かった〜(∋_∈)寒さで震えて思わず舞台から落ちそうになったが、それほどの決断力がないボクは、どうにか飛び降りずに済んだ。

 慌ただしい土曜日だったが、行ってよかった。Lizさんは、引き続いて日曜も雪のゴールデン&シルバー・テンプルを観に京都に行ったらしい。

たくさんのふしぎ
(08.2.7)
 “生物と無生物のあいだ”という本(講談社、定価777円)を紹介してもらった。その直後に、たまたま著者の福岡伸一先生がテレビに出ているのを見たので、何かの縁を感じ、手にとってみた。

 タイトルを見て、まずこんなことを考えながら読み始めた。

「そもそも生物の定義って何だろう?生物と無生物のあいだは連続的に切り替わるものなのか、それとも明確な境界線をもつものなのか?」

「連続的に切り替わるとしたら、その間に存在する“非生物”はいったい何モノなのか?」

 まぁ実際の中身は、必ずしもこのタイトルに沿った話ばかりではない。福岡先生自身の研究生活や、偉大なる(偉大とされてきた)研究にまつわるエピソードなど、その内容は多岐に渡る。
 野口英世の行った研究について、著者は少し否定的な見解を示しているが、それについては酌量の余地があるのではないかとボクは思う。過去の研究は、その時代の設備環境や水準を基にして考えるべきだと。今の科学だって、50年後の研究者にどんなにボロくそに言われているかわかりゃしないんだから。
 ボクが一番興味深かったのは、動的平衡の章だ。何となくは知っていたけど、あまり意識してなかったようなことが書かれてあり、あらためて生体システムの巧妙さと不思議を垣間見たような気がした。

 この本全体を通していえることは、誰にでもわかるよう平易に書いてあるけど、ある程度バックグラウンドのある人にも飽きがこないような文章と構成になっていることだ。文章がうまい。そう思って、ふと帯を見たら、茂木健一郎さんが

「福岡伸一さんほど生物のことを熟知し、文章がうまい人は希有である。サイエンスと詩的な感性の幸福な結びつきが、生命の奇跡を照らし出す。

と既にボクの感想を、思いっきりかっこつけて代弁してくれていた(笑)

 というわけで、ボクもこの本をみなさんにお薦めしたいと思います。よければ貸し出しする(7泊8日777円)ので、いつでも言って下さい〜(^o^)/

破裂しちゃった☆
(08.2.6)
 吹田キャンパス内の水道管が破裂して、えらい騒ぎになった。
 犯人はカレー屋のインド人ではないかと思う。
 生協も臨時休業するなか、唯一営業していたカレー屋には長蛇の列ができていた。

 そう思って、インド人に聞いてみた。

 「おじさんが 水道管破裂 させたんじゃないの?お客さん、たくさんだね!」

インド人のおじさんは特に否定もせず、ニヤニヤしながら

 「今日は忙しいです。ラッキーだね☆

と答えてくれた。やっぱりインド人は面白い。

 明日も、生協が開店できるか微妙なところだ。明日のカレーは、きっと日本人好みの“ビーフカレー”だろう。おまえはインド人ちゃうんかい。

トメィトゥ・ジュース
(08.1.11)
 “トマトは好きだけど、トマトジュースは嫌い”という人はわりと多いのではないか。
 ボクもその一人、のはずだった。

 ところが、最近飲んだ伊藤園の“濃い熟トマト”なるトマトジュースは、フツーに飲める。というよりむしろ、うまい(^。^) (別にボクは伊藤園の回し者ではないよ!)

 でも、なぜトマトジュースを飲もうと思ったのかいうと、(ボクのトマトジュース嫌いを知っているはずなのに)実家から送られてきたので仕方なく、である。どうも母上は、ボクのお肌の状態を心配してくださったようだ。トマトジュースとともに、野菜ジュース二本、果物も送られてきた。

 一口飲んで「うゎ、やっぱりマズイ(∋_∈)ありがた迷惑〜」と文句を言う予定だったのに、思わぬ形で嫌いなモノを克服しちまったぜぃ。大学に入って、グリーンアスパラ以来の快挙だ!

Suicaでいこか。
(08.1.10)
 大阪に移り住んで丸6年が経とうとしているというのに、未だに関東人意識が消えない。それどころか、段々とそのアイデンティティが強くなってきているような気さえする。

 今さらながら少し関東と関西の違いを比較してみると、僕にとって一番厄介なのは、やっぱり言葉を含めた会話の違いかな…。関西弁を聞くこと自体にはあまり抵抗を感じないんだが、いかんせん僕が“こんな”話し方なので、頻繁に(ホントに頻繁に)言葉の話題になり、いじられる。いじられキャラも大阪的にはおいしい役どころだが、こちらのテンションが低いときには、けっこう本気でヘコむ。
も〜、いちいちツッコんでこなくていいじゃん、チョ〜めんどいんだけど(-_-;) ってなる。
(↑↑↑これはワザとね。)

 この現状を解決するには、関西弁をマスターするか、 関西を離れるか、近しい人を“関東弁理解者”で固めるか、あきらめるか…。でもドクター行くことにしちゃったから、まだしばらく大阪にはいるし、先輩には

「アツローは、関西弁マスターするより、英語の方が簡単ちゃう?」

と皮肉られる始末だし\(゜_゜;) うーむ、何かいい打破法はないかのぅ。。。

 しかし、自分のアイデンティティをこんな風に感じるなんて、インドで日本人を感じたときの心境に少し似ている。駅前留学は潰れてしまったから無理だったけど、旅費2万の長期国内留学をしている、と思うことにするか。いま研究室には、ホントの留学生が次から次へと来るし。

 僕は国際結婚するんだろうか?  
アツロー宣言
(08.1.1)
 山の上から何度も御来光を拝んだことはあるけれど、初日の出を見たのは実は今年が初めてだったような気がします。朝五時前に起きて、実家近くの昭和の森へ。展望台は千葉市で最も高い場所だけあって、予想以上に人が多かったですが、九十九里から出てくる朝日はなかなかのものでしたよん。

 というわけで、みなさま、明けましておめでとうございますm(_ _)m

 年賀状ほとんど出していないので、この場を借りまして、今年もどうぞよろしゅうお願いします。

 2008年は成長の年と位置づけたいと思います。研究に関しては、春から博士後期課程にも進みますし、結果を残すことにもこだわっていこうかと。これは、今まで僕が“学生としての本分を見失わないように”という思いから、あまり重要視していなかったことなんですが、昨年の研究生活のフラストレーションは結果の少なさに起因しているという事実は否定できません。
 松坂だって、投球練習で150キロの豪速球を投げ込んでいても、試合で勝てなければ叩かれます。プロなら目に見える形で結果を残す、そういう現実とも闘わなければいけません。そして試合に勝ち始めれば、不安は確信へ、確信は自信へと変わって、きっと歯車は滑らかに回り始めるはずです。自分を松坂に例えるなんて、なんとも傲慢な話ですが、でも世界は小さいながら僕がリードしていく立場の人間にならなきゃいけないとは真剣に思っています。そういう責任があるのだと。

 2007年は研究以外のことについても、芳しくないことが続きました。そーいえば厄年だったんだよね…(~o~)
 僕自身がいたって健康(精神以外?)でいられたことには感謝しなければなりませんが、今年こそはあちらこちらでいいニュースが聞けますように。もちろん、神頼みもしますが、僕にできることはやりますよ。公私ともに“慣れ”による生ぬるい心地良さを捨ててね。中途半端な姿勢は終わりにしてね。

 自分に言い聞かせるような文面になってしまいましたが、今日見た初日の出のように、眩しいくらいの光がみなさまに差し込んでくるよう、心よりお祈り申し上げます。ではまた、see you!!  

  Contents  

Top Profile Science Mountains Miscellany BBS Links

Copyright (c) 2004 Migrants@GALAXY All rights reserved Since 04.10.1
Last modified 08.6.29