Miscellany

ホームレス大学院生
(09.11.27)
 長らく間が空いてしまい、申し訳ありません m(_ _)m

 ボクは、集中している時には、とにかく人を寄せ付けたくありません。(一人で行う作業において)集中している間は、いっさい他人と話さなくなるし、周りから干渉されるとイラッっとします。
 …そんなわけで、研究室のマイデスクに設置しました。その名も

 集中ボックス

単にパーティションの上に段ボールを張っただけですが、後ろからパソコンを覗き見できなくなります。それでも背後が気になる場合は、段ボールに膝かけ用の布をかぶせて…こんな感じ↑↑↑(マウスを写真の上に置いてください)。

 この集中ボックス、色んな意味で 反響が大きいです。大抵の人達は 失笑 しています。布をかぶせていると、暖簾と勘違いして

「まだやってる?」

と中に入って来る人もいますが、ここはおでん屋ではありません。 トルコ人留学生は、かなり怪訝な顔をしながら

「アチュロ、 What is this?」

と聞いてきました。集中ボックスだよ☆と答えたけど、納得してない様子でした。でも、お隣の研究室の先生には、

「おぉ、すげぇな。いいな、アレ (^o^)」

と言ってもらいました。真意は測りかねますが (^_^;)

 まぁ、ともかく皆に ネタ されつつも、ホントに集中したいときは閉じこもって集中できる。段ボールはお金かからないし、基本的に(?)他の人に迷惑もかからない。なかなかいいシステムだと思うんですが、どうですか、 仕分け人の皆様 。もし予算をつけていただけるなら、段ボールをやめて開閉式のプラスチック製屋根を取り付けたいと思っているのですが (^_^)

社会科見学
(09.11.13)
 男は黙ってアサヒビール

… (・o・) えっ、サッポロ の間違いじゃないの?なんていう指摘はご無用。話の流れ上、アサヒ ということにさせてください。でもホントの話、ボクはビールの中で スーパードライ が一番好きなのです。

 機会があれば行きたいなぁ、とず〜っと思っていたのですが、この前ついにアサヒビールの吹田工場に見学に行ってきました。実は吹田はアサヒビールの 発祥の地 です!

 というわけで、吹田工場には100年以上前のレンガ造りの建物が今でも一部残されています。ただ、実際に稼働しているのは、その奥にある現代的な施設です。

 内部の写真撮影が禁止で、見学した施設の様子をお見せすることはできませんので、興味のある方は是非近くのビール工場に行ってみてください。ビールの製造工程の説明から、最後の 試飲タイム(←というより、これがメイン)まで楽しめます。
 あと自分用の土産に買った、麦をそのまま固めて味付けしたスナック(その名も モルトスナック)がやたらと旨かったです。近くのスーパーなどで探しているのですが売っていません。通販でもいいから、市場に出してくれればいいのに。

 昼間っから ほろ酔い のナイスな休日でした (^o^)/

レレレのおじさん
(09.11.6)
 ボクの居る研究棟には清掃員の人達がいる。たいていは60代、70代くらいのおじいちゃん、おばあちゃんである。ほとんど話す機会はないが、頻繁に見る顔なので感じの良い人か悪いかくらいはわかる。

「あの人は定年後ヒマで、たまの温泉旅行を楽しみにその小遣い稼ぎをしてるんだな。」

などと勝手に人生を想像している。エレベーターに乗り込んで来たはいいが、1階上とか下の階のボタンを押すので 「おぃ、階段使えよ (-_-;)」 とイラついたりもしている。

 この前もエレベーターに乗っていたら、9階で止まって掃除のおじさんが乗り込んできた。例によって8階を押したので、「なんだよ ( ̄o ̄;)」って思った瞬間、そのおじさんがボクに話しかけてきた。

「どうかな。ちっとはキレイになったかな…?」

一瞬面食らったが、ボクはおじさんの言葉にハッとさせられた。いつもゴミ集めやモップがけをしてくれて有り難いとは思っているけど、清掃員の人にちゃんとお礼を言ったことがなかったかも…。慌ててボクは

「キレイになってますよ!いつもありがとうございます。」

と答えた。続けておじさんは、

「なにか問題があれば言ってな。勉強もそやろ!? 教えてもらって学ぶこともあるんや。ほな (^-^)/」

と言い、モップを持った手をフイッとボクの方に上げて、8階で降りていった。そーいえば、あのおじさん、少し前ベテランっぽい掃除のおばちゃんに怒られてた人だ。まだあまり見慣れない顔だし、きっと新人なんだろうな。。。
 ボクは、このおじさんとの会話がすごく 嬉しかった。なぜ「嬉しい」という感情が湧き上がってきたのかは、よくわからない。おじさんが怒られてもめげずに向上しようとする姿に共感できたこと、研究棟で実際に活動する我々のことを気にかけて掃除してくれていること、ボクが清掃員の方に初めてちゃんとお礼を言えたこと…そんな気持ちが色々混ざっていたんだと思う。

「今度から、あのおじさんに会ったら、ちゃんと挨拶しよう!」

そう思った。数日後、朝に1階エレベーター前でゴミ集めをしているおじさんを見かけた。

「おはようございます。いつも、ありがとうございます (^o^)」

調子に乗ってアツロースマイルを振りまきすぎたためか、おじさんは若干 鳩豆状態 だったが、

「おはよう!」

と笑顔で返してくれた。これからも続けよう、たった二言、三言でお互いの気持ちが少しでも行き来できるとすれば、これ以上気持ちの良い挨拶はない。

大学内の幼稚園児
(09.11.2)
 とても、大学内の看板とは思えない→→→

 学内保育園は、昨年か一昨年に立派な施設が新たに建てられ、充実している風だ。学内をお散歩するチビちゃん達をたまに見かけるが、メチャメチャかわいい。それを いつも以上に 目を細めて見る26のオッサン。メチャメチャあやしい。

 因みに保育料は年齢に依るが、月額約6万円
 大学の授業料(月額約4万5千円)より高いやん (^_^;)

 まぁチビちゃん達は、そんなこと気にする必要なんてないんだが、屈託のない笑顔の裏でせっせと働く親がいるんだよなぁ。と、親側の年齢に近くなってしまったボクは、そんなことが気になる(笑)

対称性の破れ
(09.10.26)
 26歳にして、ある事に 苦手意識 が芽生えた。それは…

割り箸を割ること!

いやぁ、割り箸をキレイに二つに割るのって、案外難しいよね。特に 安物 のヤツ。ボクは力加減が悪いのか、高確率で片方が短くなる。「どうしよう、また失敗するかも…」って意識し出すと、さらに力が入り、再び 非対称 な箸で飯を食べる羽目になる。 負の連鎖だ (*_*)

 非対称 といえば、最近 右肩 だけが痛くなる。これは長時間、パソコンの前に座り右手でマウスを操作しているせいだと思っているのだが、どーも気持ち悪い。どうせなら、左肩も同じくらい痛くなってほしい。顔の歪みや腰の曲がり…、歳を取るということの一つは、こうして身体の対称性が崩れていくということなのだろうか。せめて性格くらいは、もっと丸く(球対称に)ならないと!

 宇宙 は対称性の破れから始まったらしいし、もちろん非対称なものにも美しい事象はたくさんあるけど、やはり対称なものは単純に美しい。というわけで、人間の造り出した対称美の代表作をどうぞ↓↓↓



 インドはアーグラにある タージ・マハル。ムガール帝国の皇帝が妃のために造った霊廟。どこから眺めても左右対称になるよう設計されている。間近で見ると、非常に大きく総大理石もキレイで美しい。

アートのオータム
(09.10.20)
 兵庫県立美術館で開催中の 『だまし絵展』 に行ってきた。

 『だまし絵』と一括りに言っても、いろいろある。皇帝の顔を描いた絵をよく見ると、実は全部のパーツが 野菜 でできている、というのもある種のだまし絵である。また、平面の絵に三次元的な仕掛けを施した(例えば、額縁の中のものが外に飛び出しているなど)絵や、ダリやマグリットに代表されるシュールレアリズムの絵画もだまし絵の一部と言える。

 展示はアルチンボルド(右写真:メールサービスでもらった写真を掲載)から始まり、日本の掛け軸やボクの好きな マグリットエッシャー の作品へと続き、近代へと進んでいく。最後まで飽きさせない展開で、非常に楽しめた。兵庫県立美術館そのものも、安藤忠雄建築のステキな建物だ!

 しかーし、人気がありすぎて、ボクが今まで行った美術展の中で一番混んでいた。入るのに30分も待ったのは初めて (-_-;) 入ってからも人がごった返していて、学芸員(or アルバイトの学生)が

「ただ今、大変混雑しております。立ち止まらず、前にお進みになりながらご覧下さい。」

などと声を張り上げているのは、およそ美術展の雰囲気ではなかった。残念!

 11月3日 までやっているらしいので、関西近郊の方はどうぞ (^O^) もし可能であれば、平日に行くことをオススメします。

何が“スイーツ”じゃ。
(09.10.6)
 マカロン を食す。

最近までマカロンというものを知らず、

マカロン!? なにそれ?パスタ??」って聞いたら、

「そりゃマカロニじゃ (-_-;)」と言われて恥をかいた。

 そんなに有名なのかと疑わしくなって、周りの人に マカロン認知度調査 をした。その結果、女性陣は当然のように知っているし、あんまり甘いものとか食べなさそうな男性陣までもが知っていた…。

 ボクと同様、マカロンが一体なんなのか知らない そこのキミ! みんなにバカにされる前に、こっそり調べておこう (^o^) …しかし個人的には、マカロンなどスイーツをよく知っている人よりも、

「なぜ金平糖が、あんな面白い形になるのか?」

を考える人の方が、甘〜い お方のような気がします。気のせいか!?(笑)

ホームページ開設5年
(09.9.28)
 早いもので、Migrants@GALAXYを始めて 5年 が経ち、6年目に突入しようとしている。5年前といえば、ブログというものが一般に認知され始めた頃だ。なのにボクは、敢えて自分でタグ打ちをする html を選んだ。

 自分でホームページ* を作り始めたきっかけは2つあって、一つはワンゲルのホームページ係になって html の書き方を先輩から教えてもらったこと。もう一つは、ある人の影響を受けたからである。

「わたし、ホームページ書いてるんだー。今度見てみてよ。」

と言われたかどうかは忘れたが、彼女のホームページを見て、ボクは衝撃を受けた。哲学的なことが書いてあったり、ボクが知らない人がたくさん登場したり。「面白い!」と思ったというよりは、正直ボクが見たこともない面(ホームページを読まない限り知り得ない面)をたくさん見てしまった、という気持ちの方が大きかった。
 当然といえば当然だ。彼女(が誰か、わかる人にはわかってしまうと思うが、それはさておき 笑)にとってボクがどういう存在であったとしても、他人の全てなんてわからない。わからないから興味をもつのだろうけど、それが場合によっては埋められない差にも感じる。だからボクは、彼女のブログを見るのをやめた。見続けたら、さらに自分との壁を感じてしまう気がしたから。。。

 しかし同時に、ボクはボクなりのホームページを作りたいと思った。対抗心を燃やしたわけではなく、純粋にウェブを通じて何かを発信することの利点、すなわちメールや電話をして伝えるほどのことでもない些細な出来事やボクの思いなどを通じて、ホームページなしには知り得なかった自分を周りの人達に発信できること、を生かしたいと思ったのだ。

 ボクのホームページを見てくれている人の中には、ひょっとするとボクが彼女のホームページを見たときと同じような感情を抱いている人もいるかもしれない。中学・高校の友人たちは、たぶんアツローの大部分を知る人たちだけど、ボクが普段研究室で何をしているのかはほとんど知らない。大学以降の友人たちは、アツローが今どんな生活を送っているのかよく知っているけど、どういう風に生きてきたのかを知らない(語るほどの歴史は何もないが)。家族、親戚はアツローの性格や根本的な考え方を理解してくれているけど、ボクが同年代の若い人たちとどんな会話をしているかなんて知らない。

 だから、特定の人にしか詳細がわからないような話題に触れる場合でも、できるだけ読者みんながわかるようにしなきゃイカン、とこの5年間で思うようになった。最初は自分がただ何かを発信したいという勝手な思いから始めたわけだが、それは1人でもいいから、読者がいて初めて成り立つ構図なのだ。しかし、芸能人のブログのように不特定多数の人がアクセスするわけではないので、ある程度的を絞ったテーマやメッセージを書くこともできる。こうしてMigrants@GALAXYは、小規模の個人ホームページとしてうまく機能してきたように思う。

 ぁ、でもアクセス解析はしていないので、「ホームページ見てますよ」って言ってもらわない限り、誰が見ているかはわからない。まぁ、読者としてもボクがいちいち「あ、誰々が見てくれてる」みたいチェックしてたらイヤでしょ!?って思うから、どうぞ見たい人は一日に100回でも200回でも見てください。飽きちゃった人は、どうぞ見るのやめてください(でもやっぱり、たまに見てね 笑)。

 これからも、できる限り読者の皆さんの顔を意識しながら、今のボクを、取るに足らない日常を、(公にできる最大限の)内なる思いを、また昔や未来のアツロー像を発信していきたいと思います。どーぞ、Migrants@GALAXYをよろしく(^o^)

 もちろん、何か感じること(良いこと、不快なこと何でも)、リクエスト(ボク、ワタシのことをホームページに載せろ!)等あれば、ボクに言ってください。それでは

学会で滞在中の群馬県桐生にて
アツロー

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* ホームページ という言葉の定義は、厳密には一連のウェブページの “Top Page” のこと。だからすべてを総称してホームページというのはおかしいのだが、ウェブページというよりもホームページという方が一般的なので、そのように呼ぶことにする。

シックスナイン
(09.9.9)
 09年9月9日9時9分9秒!

96個 (・o・) 5分前くらいに気付いて、パソコンの時計の24時間表示を切り替えたり、シャッターを押すタイミングを確認したりして、その決定的瞬間をとらえました!!!
 でも白状すると、写真を撮ったのは 夜21時台 の方なんですけどね。。。
 こんなことをして、ひとりで騒いでいたら、後輩に「小学生か (-_-;)」と、冷たくツッコまれました。そこで今度は、ちょっと背伸びして 大人な感じ でタイトルにある言葉を発したら、完全に無視されました。ふん、小学生で何が悪い!ボクはピーターパン。

花の宅配人
(09.8.31)
 近頃、研究室のエレベーターホールに週替わりで花が飾られている。

 昼休憩の時などにキレイな花を見ると、日常の大半を占める研究生活にも彩りが加わってイイ。

いつもありがとうございます、秘書さん (^_^) 

と思っていたら、実はいつもお花を置いてくれているのは 助教のS先生 だった!S先生がお花を…正直ちょっと意外だったけど、とても素敵な演出です。

 改めて、いつもありがとうございます、S先生

ひとりでできるもん
(09.8.29)
 通りがかりに入ったスーパーでこんなものを発見した→→→

セルフレジ

 おー、これは面白い!と思って突っ込んだ。が、使い方がわからずしどろもどろして、そのうち ピー とか大音量で鳴り出して係員が駆けつけてきた。

セルフレジの意味なし (^_^;)

 それにしてもお金の精算を自分でやるとは斬新だ。ガソリンスタンドならともかく、スーパーなんて細々したものをたくさん買うので、トラブルが多そうな気がするんだが…。ボクがやったときに「ピー」っと鳴り出したのは、バーコードを読んだ後の商品を指定の場所に置かなかったからで、色々と不正を防止する工夫はされているらしい。

 はて、今後どの程度普及するか注目してみよう。

平成大阪育ち
(09.8.21)
 盆休みに実家に帰ったとき、野暮用で立ち寄った下総中山駅周辺を散策してみた。駅から日蓮宗の霊蹟寺院“中山法華経寺”へと続く道は、昔ながらの雰囲気を漂わせる場所だった。ウチに帰って母親に

「昭和のにおいがするいい場所だった。」

と感想を述べたら、

「あんた昭和なんて知らないでしょっ!」

と一蹴された。まぁ、たしかに。

 話は少し変わるが、みなさん ホッピー という飲み物をご存知かな?これまた実家に帰って有楽町のガード下で飲んでいたときに、このホッピーなるものを注文して、隣のサラリーマンのおっちゃんに飲み方を教わりながら試した。ホッピーとはノンアルコールの麦芽飲料で、“昭和のにおいがする” レトロな瓶に入っている。注文すると、このホッピーと薄めの焼酎が出てくるので、これを混ぜながら飲む。初ホッピー だったので、ボクにとっては新鮮だった。

 しかし、飲んだ店の周辺はホッピーと書かれた提灯だらけだったし、オヤジに聞いても昔っからある定番の飲み物だという。なのに、何でボクは知らなかったんだろう…と思って、ホッピーの 取扱店舗数 を調べて納得。つまり東京には 1446店 もあるのに、大阪にはわずか 59店。酒を飲む年齢になってからボクはずっと大阪なので、なかなか出会う機会がなかった、というわけだ。ボク同様、知らない人は今度お試しあれ。はっきり言って、そんなにうまいもんではないけれど (^_^;)

温故知新
(09.8.8)
 この前の土曜日、太陽の塔を見に万博公園へ行った。以前にも書いたことがある通り、ボクはけっこう太陽の塔が好きなんだが、たまたまネットで今回のイベント告知を見つけて、研究室の何人かを誘って行ってきた。で、今回のイベントというのは、太陽の塔をライトアップしたり、

観客のメッセージを太陽の塔に映し出す

というもの。こんな感じで→→→

 後方では、茨木の弁天花火大会も見られて一石二鳥だった (^o^)/ なかなか良かったね。

 ぁ、もちろん太陽の塔に自分のメッセージを写すべく、一緒に行った人達でメッセージを投稿しまくったぜぃ(笑)その甲斐あって、ボクのメッセージも 2回 映してもらえたんだが、ボクのアホカメラだとタイミングが難しすぎて、うまく写真に撮ることができんかった…。
(撮れてたとしても、内容的にアホすぎて載せられなかったかもしれないけど…)

 代わりに、他の写真を載せておきます。因みに、最右は一緒に行ったM島くんのメッセージ (^_^)


8月、梅雨明け!
(09.8.3)
 シアトルに行ってから、2年が経つ。その時の留学記『ボクはアメリカに行く』は未だに完成していない… (^_^;)

 でも、あの1ヶ月間は、あっちこっちねじれていたボクをリセットする良い機会になったと思うし、あの時出会った人達や思い出が、今もボクの身近なところに居ることが嬉しい。

 Mt. Rainier はシアトル近郊にある美しい山で、天気が良ければワシントン大学からも見られたし、山麓でのキャンプやハイキングはサイコーに楽しかった。

 だから、このパッケージ(→)を見るとついつい買ってしまう。アツローお得意の 勝手に親近感 の類である。加えて、先日まで「1000円分の図書カードが当たる」というキャンペーンをやっていたので、いつもにも増してせっせと飲み、研究室の人にも協力してもらって応募しまくったのだが、結局 当たらんかった。たぶん、そんなに図書カードが欲しかったなら、自分で1000円の図書カードを買った方が賢かったように思う。まんまと 森永 の策略にハマった (x。x)

月が日を食べた。
(09.7.22)
 みなさん、日食 見られましたか?

 大阪は曇っていたので、無理かな〜と思っていたのですが、ちょうど11時くらいに雲の隙間から見ることができました!むしろ、これくらいの天気だったおかげで、眩しすぎずちゃんと見られた気がします。

あー、なんかスゲー興奮した (^o^)/

写真はショボイのしか撮れなかったけど。。。

 学生も先生も事務員もみんな、外に出て空を眺めていました。M1に聞いたら、ある授業は先生が「今日は日食なので、後でみんなで見に行きましょう!」と言って、一時中断したそうです。



(09.7.21)
 ひとりで歩いたり、ランニングをする時、みなさんは何をしていますか?

 ボクの場合、最初は音楽を聴きながら、何か気になることを考えたりするのですが、色々なことを考えているうちに自分でもよくわからない状態に入ります。思考が交錯して何も進まなくなった 無の状態 です。一方で、たとえば無酸素運動をしている瞬間(野球でバットを振り抜くときや、短距離走など)は、ホントになーんにも思考していない、上記とは 別の無の状態 であるということができます。

 この二つの状態を光の色で表現してみましょう。
 前者は、何もかも吸収してしまって、アウトプットがないブラックホールのような、黒色の無の状態であるといえます。逆に後者は、「頭が真っ白になった」というように、脳がすべての思考を受け付けない(すべての光を反射する)白色の無の状態であるといえます。「脳が思考を右から左へ受け流す」という風にとらえるならば、後者は無色透明の無の状態、と言い換えてもいいかもしれません。これら2つの無の状態を後から思い起こすと、ボクは自分が無になれたことに充実感を得ることができます。そこにはただ、黒い塊白いキャンバス地 があるだけなのに…不思議ですよね!?

 このように「頭の中すべてが無の状態になる」というのは、上に挙げたような特定のシチュエーションでのみ起こり得ます。しかしボクらの頭の“一部”は 常に無の状態 にあって、インプットをしない、あるいはアウトプットをしないという処理を行っているように思います。例えば、人間は呼吸をしながら生きているのに、普段は空気の存在を気にしません。天気予報は気にしても 太陽 の存在そのものを意識するということも、あまりありません。

あるはずのモノを無意識のうちに処理する

これってある意味、人工的に再現することの難しい、ものすごい能力ですよね。。。

 明日7月22日は通常、頭の一部で 無意識 に片付けられているモノが、いつもと少し違う姿を見せることによって、意識の中に浮かび上がってきます。そぅ、太陽光 が昼間はその存在にすら気付かない によって遮られるのです。大阪でも皆既日食ではありませんが、太陽の8割くらいが月によって欠けるそうです。もちろん「太陽の形が変化した」とか単純な違いを見て楽しめれば十分ですが、そこから普段自分の中にある 無の状態 を感じ取れれば、より充実した気分を味わえるのではないでしょうか。
 寺田寅彦は、懐手して宇宙見物 をしながら、何を感じていたんだろう。。。とにかく明日は、晴れたらいいね!! (^_^)

老若男女
(09.7.14)
 近頃、やけにモテる。ここ2週間で、なんと4人に街で声をかけられた (^。^)

 先々週、北海道に出かけた時には、新千歳空港から小樽へ向かう電車の中で、隣に座った女性が突然話しかけてきた。

女性:「田舎から来たもんで、どこで降りていいかわからなくて…。娘があっちの方にいるはずなんだけど。ゴメンね、迷惑かけて。」

そして、なぜか何度も手を握られた。。。また先週は、大阪難波へ行く途中に

女性:「ねぇ、なんば花月って、難波駅からどっちの方行ったらええの?」

と、これまた突然、ある女性から質問された。

アツロー:「すみません、ちょっとわからないです (>_<)」
女性:「まぁ、お兄ちゃんみたいに若い子、漫才なんて見に行かへんわな。あんま難波、来ーへんの?」
アツロー:「そうですね、あんまり難波には…」
女性:「お兄ちゃん、どこ出身?」
アツロー:「ぁ、関東です。」
女性:「あぁ、だから標準語なんやな。」
(中略)
アツロー:「では、お気を付けて。」
女性:「ありがとう。お兄ちゃんもな!」

…ぁ、あれ!? 何か会話の内容おかしくね?と、お気付きの人も多いだろうが、ボクに話しかけてきたのは、女性は女性でも ババァ お歳を召されたマダムばかりである。どうやらボクは “老人” の間では人気らしい。若いお姉さんも、躊躇わずにボクに道を聞いてくれればいいのに (^ ^;)

 話は少し変わるが、ここ2週間で、なんといとこ4人(6人中)に会った (^o^) 大阪在住の1人を除いて、北は 北海道 から南は オーストラリア までみんな遠くにいるのだが、たまたま時期を同じくして会う機会があったのだ。いとこは全員年下なんだが、いつの間にか身長追い抜かされてたり、酒を一緒に飲める年齢になっていたりで、なんか変な感じだった。

 あと、いとこではないが、MONKEY MAJIK というバンドのベースが ボクの親戚 であることが判明した!正直、ボクは叔父にそれを聞くまでバンド名自体知らなかったが、どうやら “若者” の間では人気らしい。ボクが知らないのも、無理はない (^_^;) しかし曲を聴いてみると、聞いたことのある曲が何曲もあった。
 以来さっそく iTunesで曲を購入し、リピートしまくり、勝手に親近感 感じまくりである。国民のみなさま、MONKEY MAJIKMONKEY MAJIKMONKEY MAJIK をどうぞよろしくお願いします。


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