Miscellany

夏祭り!
(13.6.16)
 今日は自宅のすぐ近くでお祭りをやっていた。3×3ブロック分くらい大規模に道が通行規制され、色んな露店が出たり、パフォーマンスが繰り広げられていた。

(左)アフリカのうちわ(?)を購入。扇ぐと麦わらのニオイがするし、頑丈そうなので気に入った。
(右)本日の夕飯。大量のポテチにベーコンとたっぷり溶けたチーズがかかったジャンクフード。

 上写真のじゃがいもを食らいながら、ジャズ生演奏を聴く。小さな子供からおばあちゃんまでジャズにあわせて踊ってるのを見ると、こういうのはアメリカの平和で良い所だなぁ、と思った。

 このじゃがいもを全部食べきれるほどアツローの胃はアメリカナイズされておらず、チーズがこぼれそうな皿を持ってとぼとぼと家に引き返す途中、知り合いの夫婦に会った。一人で祭りに行き 、妙な麦わら(↑)をわきに挟み、大量のじゃがいもを持っている姿を見られてしまって、恥ずかしかった…


初日本食レストラン
(13.6.16)
 こっちに来て早3ヶ月、先日 初めて 日本食レストランに行った。一緒に行ったメンツは、ヨーロッパ人6人(うち4人イタリア人)・ブラジル・アメリカ・日本人(アツロー)1人ずつ。店に入る前にリカルド(同じラボのイタリア人)が、

「お世辞を言わずに、本物の日本食かどうか教えてくれ。」

と言う。小綺麗でオシャレな店だったが、店の雰囲気ですぐ これは日本人経営の店ではないな 、と悟った。寿司を握る人達の顔ぶれも、おそらく中国系。一体どんなものが出てくるんだろうか…、マズかったらホントにマズいと言うべきだろうか…と不安になった。

 通された部屋は小上がりの 掘りごたつ の席。みんなキャッキャッ喜びながら、靴を脱いでいた。メニューは食べ放題で、メインは寿司。普通の握り寿司(サーモン、イカ、たこ、うなぎ…)のほか、カリフォルニアロール・ゴジラロール・ニンジャロール なんてのもある (^ ^;) 寿司以外にも色々選べて、枝豆、竜田揚げ、焼き鳥、野菜の天ぷらなど…。一人が、

「オレ、GYOZA 好きなんだよ!うまいよね?」 と言うので、

「うまいけど、それ 中華 だよ (^ ^;)」

と指摘したら、ヘコんでいた(結局、注文したが…)。あと、みんなにハシの使い方指導も試みたが、結局、ボク以外全員途中でハシを使うのを諦め、スプーンとフォークを使い出した。


 で、肝心の味だが… 意外にうまい 。上写真は色合いがあまり美味しそうではないが、ゴジラ/ニンジャロール(ただエビやら野菜が盛りだくさんの豪華巻き寿司)も握り寿司も、日本の100円寿司よりは十分に美味しい気がした。“中華料理” の餃子や唐揚げは冷凍食品丸出しだったが、久しぶりの味だったので合格。野菜の天ぷらは揚げたてで、大満足。気を遣うこともなく、正直に

「十分うまい。日本の味とほぼ同じ。」

と言うことができたので良かった (^ ^) これで税金・チップを入れて30ドルだったので、安いもんだ!

 次は、自宅近くの日本人経営の日本食レストランに行ってみようかと思っている。


オレのうた
(13.6.6)
 ボクの隣の席に、陽気なイタリア人リカルド というヤツがいる。陽気すぎてたまにうるさいが、彼の優しさと気遣いのおかげで、こちらでの生活が公私ともに明るく過ごせている、というのは褒めすぎか(笑)

(左)カメラを向けたら、突然、真面目なフリをするリカルド
(右)実験中のメラニーちゃんにちょっかいを出すリカルド

 リカルドと一緒にいると、違うグループのイタリア人達に会うこともしばしばある。アレサンドロがいるかと思えば、こっちはアレサンドラ、トーマゾ…なかなか欧米の人の名前を覚えるのは大変である。

 ところが、逆にリカルドがボクの事を

「こいつ、アツゥロ。ね、簡単でしょ?」

と言って紹介すると、相手は一発でボクの名前を覚えてくれる。不思議に思ってどういう訳か聞いてみたところ、アツゥロ (azzurro) はイタリア語で 「ライトブルー」 を意味するらしい。

「アツローソングもあるぜっ」

と言って、イタリアで有名な曲(その名も "Azzurro" )を実験室で大音量で流して歌ってくれた。ノリのいい曲で、YouTube を探すと昔の人からイタリアのサッカー代表選手まで、みんな アツロー、アツローと連呼 している。イタリアでは、オレもすっかり有名人だな (^ ^;)

 因みに、実験がうまくいかなかった日、リカルドに

「今日は ブルーな気分だぜ 。。。オレ、アツロー だからな。」

とオヤジギャグを言ったら、馬鹿ウケした。少しだけブルーな気分が晴れた。


タイガーヘア
(13.5.19)
 色々な人から話を聞いて覚悟はしていたが…



 チンチクリンにされた (゚д゚;)
 この髪型、写真じゃ伝わりきらないほど、虎刈り である。整髪料を使っても制御不能。

 小洒落た美容院っぽい所に行ってみたが、ボクの担当は藤岡琢也似の 初老のおじいさん 。自分の写真を見せて「こんな感じで」と頼んだら、「オッケー」 とか言って調子よく始めたのはいいが、いきなりバリカンを持ち出した。その後も、えらくハサミの入れ方が 豪快 だったので、嫌な予感はしていた。ただ、ボクは眼鏡をはずすと何も見えないので、カットが終わるまでどうしようもない。ひとまず、もみあげチョッキンされたら終わりだと思って、そこは死守した。

 カットの途中、その初老のおじいさんのガールフレンド(おばちゃん)とやらが店に入ってきた。おじいさんは、ボクに気を遣ってか髪を切り続ける。しかし、ちょいちょいガールフレンドとのハグや談笑によって、ハサミの先が狂う。

 「このジェントルマン、ジャパンから来たんだけど、学生かと思ったら 30歳 だって。」

と、おじいさんから聞かされたガールフレンドのおばちゃんに顔もなでられた (- -;)

  で、それらのプロセスを経て仕上がったのがコレ↑↑↑

 これでボクも漸くアメリカ居住者の仲間入りか… 最低でも、あと4−5回はアメリカで髪を切りに行かなきゃいけないと思うと、気分が萎える。。。


分相応
(13.5.15)
 アツローに似合ってるかどうか、コーディネートのセンスはさておき、シャレオツな靴屋を見つけた。シンプルだけど目を引くデザインの靴が多くて、アツロー好み。しかも安い。

 日本には未上陸 だが、店舗を調べたらアメリカ・カナダをはじめ世界各国に… 韓国や中国 にも複数あり。

 最近のアジア市場も、日本最優先ではなくなってしまったのね。。。

 そういえば、研究室で仲が良い顔のデカい中国人は、学生のくせにほぼ毎日、有名ブランドの服を着てくる。まぁ、似合ってるかどうか、コーディネートのセンスはさておき… 彼らの購買意欲を放っておくわけにはいかないのだろう。


ビール事情
(13.5.14)
 以前にどこかで書いたかもしれないが、アメリカでお酒を飲む時のチェックはかなり厳しい(因みに、イリノイ州は 21歳 から)。スーパーでもレストランでも、30歳越えたボクのようなオッサンでもほぼ毎回 ID の提示を求められる。ガイジン だから疑われているのかと思いきや、60歳くらいのアメリカ人のオッサンまで ID の提示を求められていたので、何が何だかよくわからない。

 ID として、パスポートを常日頃から持ち歩くのは気が引けるので、国際免許証を携帯している。ドイツ人は自国の免許証を使っているみたいだが、日本の免許証は年齢確認のための生年月日が 昭和表示 なので、まったく無意味 (> <)


 先日行きつけのスーパーで、無愛想なブーデーおばはんのレジでビールを買おうとしたら、今まで通用していた国際免許を見せてもダメだと言う。

 「アメリカの免許かパスポートじゃないとダメ。」

 正直イラっときたが、取り合うのも面倒だったので「あっそーですか (- -;)」と言って、ボクにしては珍しく(?)あっさりと引き下がった。そしたら、そのやり取りを見ていた近くに居たイカツイおっちゃんが、

「じゃあ、オレが代わりに買ってやるよ。ハイ、免許証。」

と言って、レジの無愛想なおばはんにアメリカの免許を見せた。

おばはん:「はい、オッケー」 → 無事にビール購入。

いゃいゃいゃ… (・・;) 買えたのはよかったけど、これでボクにビール売ったら全く意味ないだろ(苦笑)仮にボクが 21歳以下で違法に酒を買っていたとしても、店側は言い逃れができるから、ということなのか!? 日本のお役所的な 自己防衛のための行き過ぎたルール順守は変えた方がいいと思う。

 キミら、お酒購入の身分チェック厳しくする前に、もっと 飲酒運転 とか 銃の購入 を厳しくチェックしなよ…

 ところで、こちらはビールの種類が本当に多くて、しかも安いので嬉しい。良いビールで 350 mL瓶 1.3 ドルくらい、バドワイザーレベルだと 0.7 ドルくらいで買える。最近の趣味は、毎回違うビールを買って、その空きビンを並べていくこと!!
 因みに、こちらで見かける日本のビールは、専ら サッポロビール。こっちの人に知ってる日本のビールを尋ねても、サッポロビールの知名度が一番高い。正直、日本ではあまり冴えない印象しかもっていなかったので、意外だったが…アサヒやモルツは見たことないな。海外進出を試みて売れなかったのか、むしろ国内だけで勝負した方が利益があがるから敢えて進出しなかったのか…

 その実は調べてみないとわからないが、サッポロビールの戦略 に興味をもった。日本での業績そのものは他の大手に遅れをとるが、世界で戦う気概をもって展開しているとすれば、それはそれでなかなか粋ではないか。どうせなら、“日本のビール” としてではなく、“ビール” として勝負してほしい。


シカゴ美術館
(13.5.11)
 シカゴ中心部の最大の見所のひとつは、シカゴ美術館。巨大な建物の正門入口には堂々たるライオン像があり、高層ビルの多いシカゴ中心部でも存在感を放っている。
 ボクが行った時は、ちょうど ピカソ展 をやっていた。ピカソ自身はシカゴには来たことがないが、何かと縁があったようで、シカゴ市庁舎周辺のピカソ作の彫刻(Untitled)は街のシンボルとなっている。


 美術館入口でチケットの価格を見ると、学生かどうかや住所によって随分と値段が違った。とりあえず、大学の ID を提示したら、「学生?」と聞かれたので、

「YES」

と答えたら、学生&イリノイ州民割引 が適用された。ま、厳密には 学歴詐称 だが、教員でもないからいいだろう (^ ^;)

 作品数は膨大で、ルーブル美術館 ほどではないが、全部を見て回るには1日以上かかりそうな広さだった。彫刻とか宗教画はスイスイ飛ばしつつ、印象派とピカソ特別展を中心に見て回った。

 日本で催される展覧会ほど混雑することもなく、写真を撮ったり(フラッシュは禁止)、好きな絵をじっくり眺めることも可能。シカゴ美術館でしか見ることのできない、スーラの作品『A Sunday on La Grande Jatte -1884』の前も、下写真の通り↓↓↓


 ピカソの絵は、観るのに夢中になってほとんど写真を撮り忘れてしまった。。。ピカソの各時代の絵を取り揃え、特にここまで膨大なデッサン画を展示しているのは見たことがなかった。ピカソがどれだけ多くの作品を描き続けたかということもよくわかって、印象に残った。


 大々的にピカソ展をやったかと思えば、次の特別展の一つが若手の日本人彫刻家の個展であったりするところがアメリカっぽくて(!?)、おもしろい。


■■■ メモ ■■■
(1)正面玄関よりもミレニアムパーク側の入り口の方が空いている。
(2)日本の美術展のような混雑はしないとはいえ、人の流れを見ると休日の午後はけっこう混む。開館(10:30)と同時に入ることをオススメする。
(3)地球の歩き方などでは、シカゴ美術館を含む複数の美術館・テーマパーク共通の “シティパス” の購入を薦めているが、けっこう高い。全部の施設に行かない限り、個別に2〜3箇所まわって各チケットを購入する方が安上がりだと思われる。


アメリカナイズド
(13.4.28)
 ちゃんと統計をとったわけではないが、シカゴ周辺で走る車を眺めていると、トヨタ・ホンダ・マツダ・日産(たまにスバル)を合わせると、最低3割、たぶん4割くらいが日本車だと思われる。これって、やっぱりスゴいよな。

 スーパーのインスタント麺コーナーも、日本二大ブランド(日清とマルちゃん)が席巻している。

 何だか嬉しくなって、買って食べた→→→

 くそマズい (~ ~;)

 じょ、冗談だろ。パッケージほぼ同じだし、マズいわけがない。でもマズい。もしや中国製の偽物か?と思い、 もう一方のマルちゃんのカップ麺も食べてみる。

 (~ ~;) …

 市場調査をやっていないわけがないので、これがアメリカ人に求められる味・値段(←日本よりも安く、1ドル以下)ということなのか。日本の味のままで売り出してほしかったなぁ。。。

 アメリカの日本車の性能は、日本の日本車のそれと同じなのだろうか…?カップヌードルの汁を捨てながら、ふと気になった。


立板に水
(13.4.13)
 ここ最近、エバンストンは雨が続いているが、来た当初よりは暖かくなってきた。初日に凍っているのを見て以来(ドン引きして)遠ざかっていたミシガン湖畔にも、石ちゃん に乗って行ってみた。

 わがノースウェスタン大学のキャンパス。夏になればもっと芝生も青くなって、キレイになるものと期待している。

 ミシガン湖沿いには、大邸宅が並んでいて、優雅な生活ぶりが垣間見える。元副大統領(ノーベル平和賞受賞)の Charles Gates Dawes の旧邸は一般公開されている。


 正直、上記の人物が何者かまったく知らなかったが、中に入ってみると、受付のおばさんがポツリ。ツアーがもうすぐ始まるから参加しないかと言う。せっかくなので、10ドル払い、ツアーが始まるのを待つ。…しばらくして、おばさんがボクのところへ来て「さ、ツアーガイドを始めまーす」と言って、展示品を解説し始めた。

 客1人(アツローのみ)

 それから 丸1時間、そのおばさんはボクに非常に丁寧に話してくださった。英語自体は聴きやすかったが、「192x年、●●大統領が△■*で、世界恐慌が#$%&…」たぶん日本語で聞いても、理解できない内容だった。しかも、ちょいちょい「何か質問ある?」とか聞いてくるので、必死に内容を聴き取りながら質問考えて…を繰り返して、キツかった。たぶん、マンツーマン英会話教室に金払うより頭のトレーニングになり、10ドルの価値は十分にあったのではないかと思われる (^ ^;)


チャリダー
(13.4.13)
 つくばを去るとき、ボクが愛用していた パープルちゃん(GIANT という 台湾 の有名ブランドの自転車)を中国人留学生にあげた。

 あべこべに、アメリカに来て中国人留学生に ブリジストン のマウンテンバイクをもらった。命名 石ちゃん

 ギア壊れてて 1段変速、パープルちゃんと比べるとタイヤも太く全くスピードも出ない(むしろ安全か!?)。おまけに後部に カゴ(+ なぜか洗濯バサミ)が付いていてダサいけど、買い物にすこぶる便利なので、そのまま使用している。今のところは問題なく走行しており、こいつのおかげで随分と行動が楽になった。

 つくばでも車なしで生活していたが、この広いアメリカでもどうやら車なしで生活していけそうな予感。


お客様は何様?
(13.4.7)
 ようやく自宅でネットが開通した。引越日にネットを契約したので、それから実際にネットがつながるまで 2週間 もかかった。今の世の中で家でネットが2週間も使えないというのは、非常に不便で苛立ちが募るばかりだった。宅配(ネットに必要なモデムの郵送)の遅延・ネット回線の不備の両者が原因だが、ボクがアメリカのシステムを理解していなかったというのを差し引いても、日本と比べてしまうとどうにも ショボい

 このショボさは一体…としばし考えてみて思うに、日本のサービス業の “お客様のために” という概念がアメリカではない場面が多い気がする。

 たとえば、アメリカの宅配システム。荷物が届けられた際に 3回不在 だとアウトで、送り主に返還 される。日曜の配達なし、 土曜配達は有料。ボクのように一人暮らしで、平日働いている人は一体どうしろというのだ…。
↑↑↑不在者届の裏にある「荷物がなくなっても、文句言いません」という欄にサインして、玄関前に放置してもらうしかない。

 他にも色々ある。レストランで、なんでこんな 仏頂面のガキ娘 にチップを払わなアカンねん!とか、誰かとしゃべりながらガム食ってレジやってる兄ちゃんとか…(かと思えば、チョーにこやかに無駄話をしてくるレジのおねえちゃんとかもいるので、ボクの頭は完全に混乱する)。

 日本のように高い水準でインフラが整備され、サービス業が浸透している国は、世界的にあまりないだろう。少なくとも客目線でいえば、日本の方がアメリカより便利なことは間違いない。ただ、果たしてこれが本来良いことなのか悪いことなのかは別問題で、もしボクがサービスする側の立場にいたら、その感じ方は異なるかもしれない。
 そういう意味では、アメリカのシステムを蔑むより、“神様お客様” として日本のサービス業に改めて感謝しておいた方が、ボクの苛立ちも少しは抑えられるのかもしれない (^ ^;)


反面教師
(13.4.3)
 PM2.5 とやらで騒がれる中国には行ったことがないのでわからないが、昔インドに行った時、ニューデリーのどんよりした臭い空気を吸って、「大気汚染というのはこういうことなんだな…」と、肌で 環境問題 というものを意識した。


 …シカゴの空は、大気汚染でどんよりしているなんてことはない!寒いが、部屋の中はとても暖かい。備え付けのヒーターが 24時間自動 で、薄着で過ごせるくらいの気温を保ってくれている。お湯も使いたい放題。スーパーに行けば、日本だと1枚5円も取られるレジ袋をアホほどくれるし、ゴミの分別は “燃えるもの” と “その他” のみ。

 ドイツ人がボクに言った。

This is "America".

 インドに行って以来、環境問題というものの存在を意識した


自炊生活
(13.4.1)
 外で夕飯を食べるとバカにならない値段になる(その割に大したことない)のと、一人客が少なく寂しいので、自炊を始めることにした。

 まずは調理器具を購入。店で物色中、思わず 謎の包丁 を買ってしまった。震災の時の “トモダチプロジェクト” の一貫なんだろうが、なぜ包丁が 全身緑色 なのかは不明。
 因みに、全身青色 もあったが、あまりに食欲がなくなりそうな色だったので、やめた。

 炊飯器は、日系スーパーに売っていたが結構高かったので、購入せず。しかし、普通の鍋でも十分おいしい米が炊ける。ワンゲルやっててよかったな、と思った。カレーもうますぎた。


 ワンゲルで思い出したが、アメリカで食べる日本の味は、山で長期合宿した後の下界で食べる飯の感覚に似ている。日本に居れば(下界に居れば)、何とも思わないのに、ひとたび環境が変わると食べ慣れた味を求める感覚。同じ物を食べていると飽きるくせに、潜在的にいつもと似た味を求めるというのは一体どういう衝動なんだろう…?


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Last modified 13.06.16